青、黄、赤、白、黒の五色幕はお釈迦さまの御体や御教えを表す色。
青は仏陀の頭髪・黄は身体・赤は血液・白は歯・黒は袈裟の色で、インドの五大(地・水・火・風・空)の思想や中国の五行(木・火・土・金・水)の思想に由来する。
川崎の岡本太郎美術館は五色に満ち溢れ美しい。太郎は農耕民族の大和人なのだろう。
円の中心から均等な角度で線を引き交点を結ぶと正多角形が出来る。
一本なら一色、二本は二色、三角、四角、五角で色を使い切り、六角、七角、八角は色が重複する。
多種多用の多角形を組合せ板に描き、五色に塗る楽しみを発見した。
集中すると妄想が消え、楽しい時が流れる。禅堂の参禅と同じ境地、鰯の頭も信心から、信じる者は救われる。