風来坊参男坊

思い付くまま、気が向くまま、記述する雑文。好奇心は若さの秘訣。退屈なら屁理屈が心の良薬。

板前に包丁、キチガイに刃物 390号

2008年11月01日 16時32分11秒 | 随想
航空自衛隊の頂点の田母神俊雄幕僚長は、論文で政府の過去の歴史認識の公式見解に相違する記述をして更迭された。自衛隊に対する文民統制が機能した。

宮崎県の中山 成彬元文部科学大臣は、失言で 国土交通大臣を辞職したのだが、先の知事選挙で、自分が所属する自民・公明両党の推薦する候補者ではなく、敵対する民主・社民両党の推薦する人物を応援し、結果として東国原英夫(そのまんま東)が当選する一因ともなった。

その後の宮崎県は「そのまんま東」のテレビ報道で全国区に躍り出た。中山 成彬の功績である。

「日教組の子供なんて成績が悪くても先生になる」

これは暴言である。大分県の教育審議官の贈収賄事件で、たまたま贈賄側が日教組の教員だった。他の多くの日教組の教員の子供の教員は優れているのだろう。

「カラスは白い」との発言は世間では認められない。確かにアルビノの白いカラスは存在するが、黒いカラス集団に阻害され生きていけない。

最高裁判所では少数意見は尊重されるが、世俗的には多数決の論理が威張っている。

常識の無い人に刃物を持たしたら危険極まりない。腕の良い板前が包丁を持つと旨い料理を提供し、多くの常識人は至福の時を過ごすことが出来る。

長い歴史に淘汰された日本の常識は強力で、大切にしないといけない。

西洋物欲主義に毒された平和ボケの人間は、日本人の心を見失っているように思う。キチガイに刃物を与えるより、腕の良い板前に包丁を託し、古き良き日本が復活すると嬉しいと思うのである。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。