お四国には遍路転がしと呼ばれる急峻な山道があり、歩き遍路を苦しめる。阿波の十二番焼山寺が700m、二十番鶴林寺が500m、二十一番太龍寺が520m、土佐の二十七番神峯寺が430m、伊予の四十四番大宝寺560m、四十五番岩屋寺670m、六十番横峯寺745m、讃岐の六十六番雲辺寺が最も高くて910m、最後の八十八番大窪寺が445m。
神峯寺と大窪寺は参拝を済ませた。
今年の夏は焼山寺界隈を巡拝する事を目論んでいる。
齢68歳、無理が利かない。公共交通機関の世話になる。
早朝6時に岡崎駅を出発、青春キップで徳島まで、バスで神山町宿泊。11時間を越える難業苦行。
翌日は神山町バスで焼山寺、麓に戻りバスで大日寺に行き宿泊。
翌日に十三番から十七番札所を巡拝し帰宅しようかと思っている。
青春キップの効力が発生する7月20日以降の計画である。
金が無いが時間が有り余っている老人の旅。