「アメリカのアイスクリームがデカい」そんな記述を読み、今を去る事約50年、マリアナ諸島のグアムに旅した記憶が蘇る。食べたテンダーロインステーキが手のひらサイズで3センチ厚、デカい。
当時は今は絶滅したパンナムの独占で査証が必要だった。夕方に伊丹空港を飛び立ち、夜中に到着する。
翼よ、あれがグアムの灯だ、リンドバーグの心境だった。
当時はボーイング707で今はユナイテット(ANA)と韓国格安航空のボーイング737が昼に飛んでいる。
ボーイング707はコメットが金属疲労で墜落した直後に開発された米国の最初のジェット機で、機長・副操縦士・機関士・航法士で運行する。
帰路に雲に突入、乱気流に巻き込まれ大揺れ、エアポケットでは100m程度落下、生きた心地がしなかった。それ以来飛行機恐怖症を発症した。
当時の日本航空DC8は「雲が有ったら迂回飛行」が社長命令だったが、退役軍人のパンナム飛行士達は自国飛行機を信頼し、最短距離を飛び燃料節約を自慢する。
国民の迷惑顧みず、金もうけに走る、50年後の某国の経済政策に酷似している。