オイラは台風12号、史上稀な経路をゆっくり日本海に抜けてホバリング。
国家試験を優秀な成績で合格した気象予報士は西洋科学の知識を駆使してオイラの異常な行動を解説する。
台風の心を読む仏教的な思いが真実を突き止める。
福島の放射能、オイラも敬遠する。浜岡の上を通過中に東海地震が発生したら恐ろしい。自然界にも派閥があり、気象・地象・水象の縦割社会。
故に遠く離れた四国の伊方との間の室戸岬をソロソロと進む。日本は問題多き地雷原。
二百十日の越中八尾の風の盆、善人に祈られたら暴れられない。若狭の原発銀座に接近するとヤバイ、避けて通ろう。県庁所在地の島根原発は安全に違いない、其処を通ろう。
偏西風に乗ってスピードを上げると女川・東通・泊に行き着くから怖い。
思案投げ首、ゆっくり進んで日本海で熱帯性低気圧になろう。
森羅万象悉有仏性、必ず祈りは通ずる。