日本縦断新幹線鉄道旅をした時は平成28年の熊本地震の直後だった。
今年の正月に東海道・山陽・鹿児島・長崎本線を通過して佐世保、松浦鉄道に乗換て国鉄時代の最西端のたびら平戸口駅を訪れた。
5月には東海道・東北・北海道新幹線で新函館北斗、函館・室蘭・千歳・函館・宗谷・石北・釧網・花咲・根室・石勝線を経由して北の大地を周遊した。
「平成30年7月豪雨」で山陽本線は不通となり、9月6日発生の「北海道胆振東部地震」で道内全域の大停電や地震災害で鉄道は全面的に運転を停止した。
鉄道旅をすると訪問先で災害を誘発する疫病神の心境である。
秋の乗り放題きっぷで鳥取砂丘・出雲大社方面の山陰線の旅が念頭に浮かぶが、時期が悪い自粛しようと思う。
心機一転の穏やかな正月だったのに、快晴に恵まれた爽やかな北海道だったのに何でこうなるの、冬来たりなば春遠からじ、待てば海路の日和あり、人生流転栄枯盛衰波乱万丈の諸行無常の世間である、そのうちなんとかなるだろう。