風来坊参男坊

思い付くまま、気が向くまま、記述する雑文。好奇心は若さの秘訣。退屈なら屁理屈が心の良薬。

温泉物語の調査

2018年02月11日 07時30分47秒 | 随想

一人列車旅で年末に諏訪大社春宮・秋宮と万治の石仏を参拝し、信州諏訪湖畔の上諏訪温泉片倉館の千人風呂、正月には国鉄時代の最西端駅の松浦鉄道たびら平戸口駅到達の途上に肥前の蓬莱山麓武雄温泉の共同浴場元湯に入浴した。

信州は水深110センチと深く起立入浴、肥前は通常の尻が着底する入浴法であるが、45度の高温湯船が名物。

信州諏訪湖畔は昔に絹糸紡績が盛んで貧しい飛騨の山里から野麦峠を越えて多くの女性が出稼ぎに来て、喜怒哀楽の物語の舞台に成った。多くの女工を効率よく入浴させる企業家の論理で誕生したのが起立入浴法の起源の様だ。

尻着底入浴法は温泉好きの秀吉が朝鮮出兵に際し唐津に名護屋城を建て、しばしば通ったのが武雄温泉、老齢で起立が辛く、浅い湯船にしたそうだ。

薩摩の指宿の砂風呂にはいかなる物語が有るのだろうか。

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