日本三大仏は、銅像の東大寺 毘盧遮那仏(奈良の大仏)、木像の長谷寺御本尊 十一面観世音菩薩、塑像の岡寺御本尊 如意輪観音菩薩、今回の旅で全て拝ませて頂いたのだった。
しかし岡寺の塑像は記憶にないのである。石楠花が満開で美しく、仏をほっとき、石楠花に魅せられたのだった。石楠花が如意輪観音だった。
壷阪寺の千手千限観世音菩薩はお雛様に囲まれ美しいお姿だった。
岡崎城から八丁に味噌蔵があるが、八丁の山道を登って辿り着いた施福寺の本尊は弥勒菩薩だったが神々しくではなく仏々しかった。
妻が近くの高取城跡の石垣を見学したい要望で寄り道した。急な山道を550M歩く様なので心房細動の持病のある老人は車で待つことにして妻が一人で出掛けたのだった。往復1時間程度だったが2時間経過して携帯電話が鳴った。
道を間違えた様だ。宿には16時頃の到着を予定したが、20時になった。
異郷の地の夕方の一人での山歩きは避けたほうが良い様だ。