実業団に所属しない即ちプロでない市民ランナー2人・24歳の公務員ランナー川内優輝と失業者の30歳の藤原新は無収入。
賞金に目がくらんで必死だった。
ハングリー精神旺盛だった。2位賞金400万円を獲得、当面の生活ができ、市民税を支払える藤原。
14位の川内は五輪切符を手に入れられないかもしれない。
しかし話題性の政治的利用を考えた時、超法規的判断があるかもしてない。
世界で戦える選手になれなければ、五輪には出なくてもいい。
挑戦は終わってしまった。結果からして選ばれるとは思っていません。
この潔さ、公務員として生活に困らない少欲知足が言わせる。
経済弱者に収入の道を譲る、公務員の鑑である。
