
石油文明の過熱で炭酸ガス等による地球温暖化の被害者は気象庁や予報士の村社会の村民だろう。史上初の九州福岡の台風上陸、50年、100年に一度の豪雨、頻発する地震活動、火山の噴火、波状発生には先人の智慧の蓄積も役に立たない異常気象の様だ。
初冠雪は、山頂付近の1日の平均気温が最も高い日より後に発表される規則があるが、8月4日の9.2℃を最高気温とみなし9月7日に平年より25日早い初冠雪を発表。しかし、今月20日に10.3℃と最高気温が更新されたことから、気象庁は富士山の初冠雪を取り消し、こんな異常事態は過去10年間記録がない。
平年並みの初冠雪になるだろうが、コロナ禍の外出自粛と景気低迷で温暖化ガスも低減し、古き良き美しい国・日本に回帰するだろう。
「冬に向かっている中に降った雪と判断したのが、いやまだ気温が上がったと。まだ冬ではなかったということで、見直しになった」
要するに残暑厳しい中秋に今年最後の富士山残雪記録を更新したのだろう。
山梨県富士吉田市は9月7日に出した「初雪化粧」宣言は職員が目視したもので、撤回する考えはない。
専門家の科学的判断では初冠雪ではないが、人間の感性による初雪化粧は浪花節的表現ではあるが、そして仲秋の名月が真夏日だったけれども、木枯らし吹く冬に向かっているのは確かだろうと植物は紅葉するのである。