最近、東京に旅した三男坊から土産物をもらった。上野の有名洋菓子屋のゴーフルである。中元や歳暮に贈答品として喜ばれる高級洋菓子である。しかし化粧缶には、メーカー名・商品名のデザインは無いのである。裏のシールで得た知識である。
デザインは何と「東京大学THE UNIVERSITY OF TOKYO」の文字と学章である「いちょうの葉」なのである。青年の頃「象牙の塔」といわれ、平凡な人間は近寄りがたい存在であったが、テーマパークに変身してしまったのか。あるいは東京大学は食ってしまい、糞食らえなのか。
奈良時代の法隆寺・東大寺・薬師寺など多くのお寺は、当時の最高学府であった。今や観光地となり、建物・佇まいなど物を見る為に訪れる。千数百年経過している。お坊さんの姿はないのであるから、お寺の心を知る術は無いのである。そして土産物という物を買う。
今や東京大学は名所旧跡のような、観光地に成ったのか。東京大学は観光地になるのが早すぎる。学長の言葉と思うが「肥えた豚より、やせたソクラテス」の心は何処へ行ったのか。
東京大学の関係者が、世界的に著名なアメリカの学者を招聘する時の笑い話がある。
アメリカの学者「なんで都市の大学に行かなければならないのか。粗末に扱ってもらっては不満である」
日本の学者「どこの大学を希望するのか」
アメリカの学者「日本大学」
日本は物質的繁栄を追い求め、心の部分の欠乏を指摘したと思い、やはり理念や哲学の実践も大切と思う。学校は人を教育する施設である。
札幌農学校(現北海道大学)の初代教頭・クラーク博士の「Boys, be ambitious like this old man この老人のように、あなたたち若い人も希望を持ちなさい」
大学と菓子の組み合わせに戸惑ったが、お菓子は美味であった。製造した菓子職人と届けてくれた三男坊の心に感謝したい。私も三男坊であるが三男坊は妙に優しいのである。ご馳走様でした。
デザインは何と「東京大学THE UNIVERSITY OF TOKYO」の文字と学章である「いちょうの葉」なのである。青年の頃「象牙の塔」といわれ、平凡な人間は近寄りがたい存在であったが、テーマパークに変身してしまったのか。あるいは東京大学は食ってしまい、糞食らえなのか。
奈良時代の法隆寺・東大寺・薬師寺など多くのお寺は、当時の最高学府であった。今や観光地となり、建物・佇まいなど物を見る為に訪れる。千数百年経過している。お坊さんの姿はないのであるから、お寺の心を知る術は無いのである。そして土産物という物を買う。
今や東京大学は名所旧跡のような、観光地に成ったのか。東京大学は観光地になるのが早すぎる。学長の言葉と思うが「肥えた豚より、やせたソクラテス」の心は何処へ行ったのか。
東京大学の関係者が、世界的に著名なアメリカの学者を招聘する時の笑い話がある。
アメリカの学者「なんで都市の大学に行かなければならないのか。粗末に扱ってもらっては不満である」
日本の学者「どこの大学を希望するのか」
アメリカの学者「日本大学」
日本は物質的繁栄を追い求め、心の部分の欠乏を指摘したと思い、やはり理念や哲学の実践も大切と思う。学校は人を教育する施設である。
札幌農学校(現北海道大学)の初代教頭・クラーク博士の「Boys, be ambitious like this old man この老人のように、あなたたち若い人も希望を持ちなさい」
大学と菓子の組み合わせに戸惑ったが、お菓子は美味であった。製造した菓子職人と届けてくれた三男坊の心に感謝したい。私も三男坊であるが三男坊は妙に優しいのである。ご馳走様でした。