風来坊参男坊

思い付くまま、気が向くまま、記述する雑文。好奇心は若さの秘訣。退屈なら屁理屈が心の良薬。

浮き足の鉄道

2015年02月02日 06時21分06秒 | 随想

蒸気機関車の時代の鉄道は鉄製の車輪を有する車両が二本の鉄製軌条を案内路とし走行する貨物及び人間を運搬する交通手段だった。

現代は懸垂式・跨座式のモノレール、、鋼索鉄道=ケーブルカー、無軌条電車=トロリーバス、索道=ロープウェイも鉄道、案内軌条式の新交通システム

鉄輪・鉄路は無いがタイや構造物で大地と繋がり地表を前進する。

愛・地球博の時、足が地に着かない磁気浮上式のリニモが走り出したが、こうなると鉄道と言われても承服いたしかねる。

常電動磁石で一センチ程度地球を離れ百キロ程度の速度なら仲間として認めよう。

消費電力が〇になる超伝導の環境で磁石を作成し、10センチ浮上し〇系新幹線の200キロを越える500キロで人間のみを運ぶ中央新幹線は鉄道の範疇を越えている。しかも電力消費〇の環境を作るのに膨大な電力を浪費する。

憲法解釈の変更で戦争放棄の積極的平和主義を武力行使が積極的平和主義と読み替える内閣同様の納得し難い思いが古い鉄道愛好家に芽生える。

しかし老人は評論する事を控え沈黙する。老人は死なず、消え去るのみ。

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