風来坊参男坊

思い付くまま、気が向くまま、記述する雑文。好奇心は若さの秘訣。退屈なら屁理屈が心の良薬。

沈黙と雄弁そして中道

2010年12月04日 07時41分12秒 | 随想
仏教の開祖はゴータマ・シッダルタ。

王族の王子として栄耀栄華を極めたが、29歳で出家、6年間の苦行。

尼連禅河で沐浴し、村娘スジャータの布施を受け、菩提樹の下で、49日間の只管打座、12月8日の未明に悟るお釈迦様。

深遠な真理を言葉で表現できないと悩む仏陀。しかし梵天の勧めで伝道を始め、如是我聞の膨大な経典が出現。

お釈迦様の追体験の禅。達磨さんが面壁の只管打座を中国に伝える。六祖慧能の弟子に青原さんと南岳さん。

青原さんは言葉で表現できない真理、只管打座で自ら悟る。曹山さんと洞山さんが教えを師事相承、道元が学んだ曹洞宗。

南岳さんは言葉を使う禅風、馬祖・百丈・臨済さんが継承した臨済禅は栄西が学んだ。

相違点は釈迦に近づく方法論、どちらでも諸悪莫作・衆善奉行で仏になれる。

モノに偏らず心に囚われず、拘らないプラスマイナスゼロの中道を行く多神教。

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