風来坊参男坊

思い付くまま、気が向くまま、記述する雑文。好奇心は若さの秘訣。退屈なら屁理屈が心の良薬。

心の緩和医療

2019年10月23日 10時57分38秒 | 随想

老病死のある人生は苦しみの連続である。

介護される老人、緩和医療病棟の世話になる病人、あの世に旅立つ死人、友人知人親戚縁者に満ち満ちている。

お釈迦様の「人生は一切皆苦」の真理を実感する日々で、心の緩和医療の必要性を感じる。

自灯明法燈明なるお釈迦様の遺誡がある。人に頼る事は程々に、自身の精進努力で懸命に天寿を全うする事を推奨する。自然がその様に悠久の時を過ごすのだから。

心の緩和ケアは旅である。異郷の地の自然に触れ、人情の発露の文化に接する事が良薬。

土産話を人に語るなら、周囲を和ませるのだろう。林住期を過ぎ、遊行期の老人の使命で、旅を住処するのが健康寿命を全うする方策と思い実践する。


最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。