25年前に自宅を両親と共同購入した年の正月に、母親が万両を庭に植えた。ローン返済を終えた昨年、インターネットで万両を調べたら、他に千両・百両・十両・一両が在る事を知った。千両・百両・十両を園芸店や岡崎農遊館で手に入れ庭に植えた。一両も探してみたい。
万両、百両、十両は薮柑子(やぶこうじ)科。千両は千両(せんりょう)科。一両はアカネ科。万両(マンリョウ)は万両、千両は唐橘(カラタチバナ)、百両は草珊瑚(クササンゴ)、十両は藪柑子(ヤブコウジ)一両は蟻通(アリドウシ)。見分け方は実が葉の下に付き葉が大きくてふちがギザギザしているのが万両。実が上向きに付いていて、葉がつやつやしているのが千両である。千両は葉の上の方に実をつけるので 鳥に食べられやすく、万両は葉の下に実をつけるので食べられにくく、その分、実がしっかり残るから万両である。または、万両は垂れ下がり、千両は上向きにつくので、万両の方が重い、千両は軽い、とのことから名づけられたともいわれる。百両のカラタチバナが、江戸時代に非常に高価で、百両以下では手に入れることができないため、「百両金」と名づけられ、これに準じて実の量で万両・千両・十両・一両と名付けられたようである。
さて、縁起の担ぎ方にも色々あるようで、お正月の生け花などでは、センリョウとマンリョウ、これにアリドオシを加えて、「千両、万両、有り通し」と語呂合わせをしたり、庭園では、モッコクの根元にセンリョウとマンリョウを植えて、「千両、万両持ち込む」と言ったりもする。
江戸時代の通貨単位である両は金十六グラムであるから、現在の金相場なら¥38,000程度だろう。従って万両=¥380,000,000となり、千両=¥38,000,000、百両=¥3,800,000、十両=¥380,000である。私の現在の給料は五両である。そして年金が三両で合計八両は末広がりでおめでたい。庭にはマンリョウが十株に増えたので、それだけで資産価値は38億円で、私は億万長者なのである。心は大金持であるが、実際は自転車操業で火の車の家庭経済である。だから退屈しないで、人生が楽しいのである。
万両、百両、十両は薮柑子(やぶこうじ)科。千両は千両(せんりょう)科。一両はアカネ科。万両(マンリョウ)は万両、千両は唐橘(カラタチバナ)、百両は草珊瑚(クササンゴ)、十両は藪柑子(ヤブコウジ)一両は蟻通(アリドウシ)。見分け方は実が葉の下に付き葉が大きくてふちがギザギザしているのが万両。実が上向きに付いていて、葉がつやつやしているのが千両である。千両は葉の上の方に実をつけるので 鳥に食べられやすく、万両は葉の下に実をつけるので食べられにくく、その分、実がしっかり残るから万両である。または、万両は垂れ下がり、千両は上向きにつくので、万両の方が重い、千両は軽い、とのことから名づけられたともいわれる。百両のカラタチバナが、江戸時代に非常に高価で、百両以下では手に入れることができないため、「百両金」と名づけられ、これに準じて実の量で万両・千両・十両・一両と名付けられたようである。
さて、縁起の担ぎ方にも色々あるようで、お正月の生け花などでは、センリョウとマンリョウ、これにアリドオシを加えて、「千両、万両、有り通し」と語呂合わせをしたり、庭園では、モッコクの根元にセンリョウとマンリョウを植えて、「千両、万両持ち込む」と言ったりもする。
江戸時代の通貨単位である両は金十六グラムであるから、現在の金相場なら¥38,000程度だろう。従って万両=¥380,000,000となり、千両=¥38,000,000、百両=¥3,800,000、十両=¥380,000である。私の現在の給料は五両である。そして年金が三両で合計八両は末広がりでおめでたい。庭にはマンリョウが十株に増えたので、それだけで資産価値は38億円で、私は億万長者なのである。心は大金持であるが、実際は自転車操業で火の車の家庭経済である。だから退屈しないで、人生が楽しいのである。