製造日偽装などが発覚し、三重県から営業禁止処分を受けた伊勢市の老舗和菓子メーカー「赤福」が6日朝、本店など3直営店で約4カ月ぶりに営業を再開した。
伊勢神宮内宮の参道にある本店には、朝5時の開店前から徹夜組を含め200人を超える客が長蛇の列。1人で100箱以上まとめ買いする人もいた。午後1時15分には準備した約1万5000箱を完売。行列が続いていたにもかかわらず、1時20分には早々と閉店し、寒い中、長時間並んだ客からはブーイングの声が上がっていた。
四日市市内のゲームショップの男性店長と女性スタッフの計2人が同日、赤福本店へ午前5時の開店に合わせて足を運び、1箱8個入りの赤福餅70箱を買い求めた。営業再開直後で話題性があるので、このうち約20箱を常連客や系列店に配布し、残りは店のレジカウンターに並べ、店頭価格より500円高い1200円で販売した。午後8時ごろまでに25箱ほどが売れた。今回のゲームショップでの赤福餅販売は「食品衛生法上は問題ない」が三重県の見解である。
赤福餅が6日、インターネットの「ヤフーオークション」に登場した。午後2時5分ごろ、赤福餅8個入り(店頭価格では700円)が1箱2000円で出品され、「日持ちしないので迅速な対応を」とのコメントも。品薄が背景にあるとはいえ、赤福は「転売すると時間がたち、鮮度が失われる」と困惑気味だ。(そうじゃなくて、個人に大量に販売したのが問題なのである。)
インターネットの記事の抜粋である。凄まじい商魂である。赤福も一人に100箱も売ることが信じられない。問屋に卸しているのとかわらない。金儲けの焦りがあるのではないのか。1箱8個入り700円は通常価格なのだろうか、反省の気持ちから格安の価格設定なのだろうか。1箱8個入り700円をしっかり記憶しておこう。
赤福は伊勢の名物である。伊勢神宮にお参りした記念と感謝をこめて、家族やご近所そして知人・友人にご挨拶する小道具なのである。未来永劫、本店など3直営店のみで細々と商売するのが原点である。社長や幹部は名古屋・大阪・東京などの店舗の再開を画策しているようだが、金儲け主義である。伊勢神宮とセットの赤福が名物なのである。社長や幹部は商売を程々にして、地域文化の保存と発展に情熱を注ぐと地域の名物人間になれる。
熱田神宮の名古屋名物はキヨメ餅や大須ウイロウ・納屋橋饅頭で、明治神宮なら人形焼・雷おこし、信州善光寺なら野沢菜・戸隠蕎麦になるのだろう。人様の縄張りに土足で入り込むから、問題が起こるのである。謙虚な態度を勉強しないといけない。「赤信号皆で渡れば怖くない」と言う話は漫才だから許されるが、実行したら洒落にならない。
伊勢神宮に人が出掛けてお参りして伊勢の風景・人情・風俗・習慣を体感するのが、旅の醍醐味である。その小道具が希少価値のある外の白い大福餅でなく、餡が外側の赤福餅なのだろう。伊勢を離れた赤福は名物でなく、駄菓子である。商売は哲学売りである。テレビ映像で伊勢神宮を見て、遠距離をトラックで運ばれた赤福を、近くのスーパーで購入したら伊勢参りが出来たのだろうか。虚構であり、旅をしたのは赤福餅である。
今の日本の社会構造は錯覚に大衆を誘導している虚構の繁栄である。情報過多の情報を自己責任で取捨選択して本物を見極める強い意思がないと、主体性のない無気力な人間になってしまう。そして科学技術の開発した物そして派生したカネは麻薬で、モノ・カネ万能社会はアヘン窟と同様に、人の心と体を荒ませる。
伊勢神宮内宮の参道にある本店には、朝5時の開店前から徹夜組を含め200人を超える客が長蛇の列。1人で100箱以上まとめ買いする人もいた。午後1時15分には準備した約1万5000箱を完売。行列が続いていたにもかかわらず、1時20分には早々と閉店し、寒い中、長時間並んだ客からはブーイングの声が上がっていた。
四日市市内のゲームショップの男性店長と女性スタッフの計2人が同日、赤福本店へ午前5時の開店に合わせて足を運び、1箱8個入りの赤福餅70箱を買い求めた。営業再開直後で話題性があるので、このうち約20箱を常連客や系列店に配布し、残りは店のレジカウンターに並べ、店頭価格より500円高い1200円で販売した。午後8時ごろまでに25箱ほどが売れた。今回のゲームショップでの赤福餅販売は「食品衛生法上は問題ない」が三重県の見解である。
赤福餅が6日、インターネットの「ヤフーオークション」に登場した。午後2時5分ごろ、赤福餅8個入り(店頭価格では700円)が1箱2000円で出品され、「日持ちしないので迅速な対応を」とのコメントも。品薄が背景にあるとはいえ、赤福は「転売すると時間がたち、鮮度が失われる」と困惑気味だ。(そうじゃなくて、個人に大量に販売したのが問題なのである。)
インターネットの記事の抜粋である。凄まじい商魂である。赤福も一人に100箱も売ることが信じられない。問屋に卸しているのとかわらない。金儲けの焦りがあるのではないのか。1箱8個入り700円は通常価格なのだろうか、反省の気持ちから格安の価格設定なのだろうか。1箱8個入り700円をしっかり記憶しておこう。
赤福は伊勢の名物である。伊勢神宮にお参りした記念と感謝をこめて、家族やご近所そして知人・友人にご挨拶する小道具なのである。未来永劫、本店など3直営店のみで細々と商売するのが原点である。社長や幹部は名古屋・大阪・東京などの店舗の再開を画策しているようだが、金儲け主義である。伊勢神宮とセットの赤福が名物なのである。社長や幹部は商売を程々にして、地域文化の保存と発展に情熱を注ぐと地域の名物人間になれる。
熱田神宮の名古屋名物はキヨメ餅や大須ウイロウ・納屋橋饅頭で、明治神宮なら人形焼・雷おこし、信州善光寺なら野沢菜・戸隠蕎麦になるのだろう。人様の縄張りに土足で入り込むから、問題が起こるのである。謙虚な態度を勉強しないといけない。「赤信号皆で渡れば怖くない」と言う話は漫才だから許されるが、実行したら洒落にならない。
伊勢神宮に人が出掛けてお参りして伊勢の風景・人情・風俗・習慣を体感するのが、旅の醍醐味である。その小道具が希少価値のある外の白い大福餅でなく、餡が外側の赤福餅なのだろう。伊勢を離れた赤福は名物でなく、駄菓子である。商売は哲学売りである。テレビ映像で伊勢神宮を見て、遠距離をトラックで運ばれた赤福を、近くのスーパーで購入したら伊勢参りが出来たのだろうか。虚構であり、旅をしたのは赤福餅である。
今の日本の社会構造は錯覚に大衆を誘導している虚構の繁栄である。情報過多の情報を自己責任で取捨選択して本物を見極める強い意思がないと、主体性のない無気力な人間になってしまう。そして科学技術の開発した物そして派生したカネは麻薬で、モノ・カネ万能社会はアヘン窟と同様に、人の心と体を荒ませる。