岐阜県に本店のある取引銀行の岡崎支店開設10周年記念の2005年の公式愛称「愛・地球博」に関係した涌井史郎氏の講演と当時の愛知県知事との対談に招待され参加した。
地球が危ない、国が危ない、都市が危ない、地方が危ない、このままでは2030年には老人大国になって祖国は難題に直面する。
今までの一個の林檎の様に芯に果実が付属する社会は成り立たず、葡萄の様に枝に小さな房が実る社会の構築が理想と述べる。リニア新幹線による東京一極集中は否、地方創生を是とする。
兎追ひし彼の山 小鮒釣りし彼の川 夢は今も巡りて 忘れ難き故郷
地方の縄張りを死守し、里山文化の継承保存が生き残りの重要な言葉、同感である。
経済一辺倒の多数決論理の独善政権が継続するなら、画餅、徒労、無駄骨だろう。