青春18きっぷの時期の普通列車は超満員。発足の理念とは裏腹に、年金生活の老人が最後の気力と体力を駆使して旅をする。
最近は助役など赤線入りの帽子を被った若い男女が急激に増えている。高学歴社会の試験制度の為と機械化が進み経験の積み重ねが無意味になった為だろう。
格安きっぷは消滅の運命、西洋の経済理論の儲け主義に反するからである。優秀な若者主導は極めて意地悪な列車ダイヤを組む。乗換えに階段を歩かされ、時間がわずか、老体には酷である。
昔はメセナ・企業による文化活動が流行し、利益の一部を利用者に還元することが流行した。極めて日本的な浪花節施策だった。
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