風来坊参男坊

思い付くまま、気が向くまま、記述する雑文。好奇心は若さの秘訣。退屈なら屁理屈が心の良薬。

オイラ飛行機恐怖症 836号

2010年01月20日 07時23分25秒 | JAL
太古の生物の遺産である化石燃料。大量に消費するジャンボ・ジェットの為に、JALはギブアップした。燃料が尽きたら墜落が航空機の宿命である。燃料より先に金が尽きた。 レバノン杉の森の中東、見境なく切り倒し砂漠にした。石油が枯渇したドバイのブルジュ・ハリファを象徴とする高層ビル群。程なく砂漠となり、世界遺産に登録される。懲りない人々。 限界集落の田舎では原生林が復活する。間伐材を燃やす蒸気機関車が走 . . . 本文を読む

独活の小木、独活の大木 835号

2010年01月20日 06時09分28秒 | JAL
独活(うど)は若い時は食用として珍重されるが、老成し大木になると役立たずになり、人々に無視される。 樹木も巨大に成ると倒れ、若木の肥料となる。倒木更新である。巨大な恐竜は絶滅した。 自然は巨大を嫌悪するようである。 アフリカ象、鯨、アホウドリが陸・海・空の生物の大きさの限界だろう。 アメリカの興行師・バーナムがロンドン動物園から買い取ったアフリカ象のジャンボ。 空を飛ぶ飛行機に陸の王者・ . . . 本文を読む

伝統の年賀状 

2010年01月19日 10時34分17秒 | 随想
松の内、新年を迎えたお祭り期間だった。人生の正月気分は20歳までである。気持ちを切り替え、辛い仕事に、人生に一歩踏み出す。 年賀状の抽選会と成人の日は松の内の最終日の1月15日である。 郵政民営化を推進した輩は、伝統の歴史を無視し、又連休なる物欲を満足する為に安易に変更する。 当選番号の確認を兼ねて、年賀状を読み、皆様の良き年を再度祈念する。 アメリカ志向の上げ潮派は徹底して制度改革をする . . . 本文を読む

奇跡は努力の結果 833号

2010年01月19日 06時10分04秒 | 永泉禅寺
動きたいのを我慢する、足の痺れを我慢する。静かに呼吸する。親も呼吸した、爺さん婆さんも呼吸した。息を調える。雑念が生じたら、その事を集中して思う。 座禅で強い男になれるとか、美しい女性に変身するとか、ご利益は決してない。無所得、無功徳。 座禅で空を飛べる奇跡は起こらない。奇跡とは9年間200本の安打を打つ事であり、幕内で809勝する事であり、100mを10秒以内で走る事だ。 何も考えるなと言 . . . 本文を読む

書籍を枕に 

2010年01月18日 05時02分42秒 | 随想
杉下・広岡・与那嶺・西沢・吉田・大下・中西など有名選手の中の、山内一弘や榎本喜八の実物を野球場で、力道山が繰り出す空手チョップの少年時代に見た。テレビの黎明期だった。地味な選手の榎本喜八。沢木耕太郎の「敗れざる者たち・さらば宝石」に記述されている事を知り、図書館に行って探したが見つからない。パソコンで検索するとアマゾンで発見、注文する。翌日到着なら850円、普通なら530円、ポイント割引が12円で . . . 本文を読む

小さな国民の夢 831号

2010年01月17日 08時12分02秒 | 随想
官僚批判する民主党、党首である総理大臣・幹事長が官僚から攻撃されている。 戦後の政治は官僚出身の人物が主導した。保守本流である。他方、民間出の政治家グループが党人派だった。 麻生自民党から政権交代した鳩山内閣。50年前の亡霊の権力闘争を再現している。 事務次官になり天下りを繰り返す現代の優秀な官僚。政治家になって国益の保守に尽力した昔の優秀な官僚。拡大志向の現代、官僚は縮小傾向である。 気 . . . 本文を読む

人生流転、諸行無常 830号

2010年01月17日 04時40分03秒 | 随想
30年近く音信普通だった中学校の同級会の案内が導火線となり昔の記憶が爆発した。 草野球に没頭する少年時代。信州善光寺の城山公園の市営球場で、年に一度、国鉄スワローズのプロ野球公式戦があり、徒歩で観戦に行った。 金田投手が豪速球を投げ、ノーサインで根来捕手が捕球し、長野市出身の町田行彦がホームランを打ち快勝する。相手は在京球団で、ドラゴンズは見た事がなかった。 その球場は公園となり、今は昔の更 . . . 本文を読む

3センチ先は闇 829号 

2010年01月16日 00時00分37秒 | 随想
三木武夫語録の政界は一寸先は闇。3センチ先は未知の世界。何が起こるか分からないから予測不可能である。 自転車乗りのプロ集団、9人走る競輪で8人落車転倒。自転車を担いでゴールを走り抜けレース成立。 六艘のボートの競艇。六艇転覆落水。泳いでゴールを通過してもダメダメ。競泳でない。 正月の中山競馬で16頭中9頭が落馬する事故は新記録。先頭馬が後続の馬を蹴飛ばし転倒、玉突き事故を起こした。勝馬は失格 . . . 本文を読む

信じるものは救われる? 828号

2010年01月15日 06時03分03秒 | 随想
初めに、神は天地を創造された。地はカオスで、闇の深淵があり、神霊が水面を漂う。神は言われた、光あれ。そして陰と陽が生じた。 「信じるものは救われる」と記述する聖書。 東洋の易学。陰と陽。陰の中の陰と陽。陰の中の陰の中の陰と陽。その組合せが八卦である。 「当たるも八卦、当たらぬも八卦」 昨年末の気象庁はエルニーニョ現象の影響で、冬型の気圧配置が長続きしないため、暖冬傾向が続くと予想。しかし冬 . . . 本文を読む

語呂合わは決断の起爆剤 

2010年01月15日 03時40分59秒 | 随想
高層ビルが林立した為に、昭和33年の東京タワー333mはお払い箱、東京スカイツリーが建設される。634mは武蔵の国の語呂合わせ。不完全な人間が考えても絶対数字は判らない。最後は何となく決定される。決断の一つの手法が語呂合わせである。世界一はドバイのブルジュ・ハリファの828m。国家経済はヤバイ。外国為替のレートを決めた今太閤・角さんは1ドルを360円。円は360度。屋久島の縄文杉の樹齢7200年は . . . 本文を読む

年金に吃驚、組合に仰天 826号

2010年01月14日 11時41分15秒 | JAL
JALに吃驚。年金問題と同様に、組合の数に仰天。 昔は一物一価だった。違うものは違う価格が当然。一会社は一経営と一組合。 機長組合、乗員組合、機関士組合など細分化しなければならない巨大さが問題である。官僚社会の縦割行政と同様、弊害が大きい。恐竜は巨大が故に絶滅した。 マンモス国鉄は労働争議が仕事になり傲慢に成った。大勲位総理が分割民営化し、愛されている。 飛行機も、新幹線も、客船も、バスも . . . 本文を読む

八ッ場ダムの停止距離 825号

2010年01月14日 07時37分31秒 | 随想
停止距離は空走距離と制動距離の合計。時速60kmの自動車は37m、100kmなら84mになる。 200kmの新幹線の強力なディスクブレーキを使っても2kmになる。着陸時の飛行機の300kmはジェットエンジンを逆噴射しても3kmになる。重たい巨大船の時速40kmは後進一杯のフルパワーで制動しても4kmの停止距離がいる。 八ッ場ダム、無駄に気付き、急ブレーキを掛けたが、空走中で湖面2号橋は出来あが . . . 本文を読む

負けるが勝ち 824号

2010年01月13日 00時18分54秒 | 随想
資本・共産の代理戦争であるベトナム戦争に敗戦したアメリカ、程なくソ連邦が崩壊した。 「負けるが勝ち」。 廉価販売の親会社スーパーが、高値で便利を売り物にする孫会社コンビニの24時間営業を真似ても負けは明白。敗北宣言して、日没閉店が賢い選択。 日出起床、日没就寝が人間のサイクルである。逆転した生活の心のデフレーションが経済のデフレに連動する。心と行動は不即不離。 「吾唯足を知る」とは「負ける . . . 本文を読む

禍福はあざなえる縄 823号

2010年01月12日 09時00分07秒 | JAL
働かない人間の給料が多過ぎると、会社経営は危うくなる。社員が懸命に努力したが、倒産するJAL。 働かない人々が9千人。年金生活者である。中小企業の管理職の給料に相当する金額。しかしJALの管理職に比べると3分の1であると不満を述べる。世間知らずのお馬鹿さん。 「働かざるもの食うべからず」の西洋理論で政治家さんは会社を潰す。「一日不作 一日不食」の東洋思想は年金額を世間並みに自発的に決め、会社を . . . 本文を読む

退屈なら屁理屈しよう 822号

2010年01月12日 07時37分06秒 | 随想
「地に足を着け、地道に、心豊かな人生を送りなさい」はお袋の口癖。 船は海に浮かんでいる。飛行機は空を飛ぶ。自動車は合成ゴムのタイヤだから地に足が着いていない。地球の成分の鉄のレールの鉄輪は大地に足をつけている。故に鉄道の旅は親の言葉を忠実に守り、理屈と行動の整合性に何の問題も生じない。 船は沈没、飛行機は墜落、自動車は衝突の不安があり、鉄道なら安心の独断と偏見。 地道はローカル線であり、太陽 . . . 本文を読む