本日は終日快晴の秋晴れ、終日タマネギの植え付け作業をした。午前中に苗を三人で2500本収穫した。
畑に三尺の畝にマルチング二十八間、2500個のタマネギが植わる。
穴あきマルチングフィルムは高価なので穴なしフィルムに穴を空ける道具を創意工夫して経費削減する知恵。廃材のベニヤ板に一センチの穴を空け、七センチのボルトナットを差し込み、フィルムに押し込むと等間隔の穴が開く。
そこにタマネギの苗を差 . . . 本文を読む
南信州の果樹園の援農奉公を終了させ、岡崎の薩摩芋と大豆を収穫した畑にタマネギを植える為に肥料を投入、耕運機で耕す援農奉公をした。
農業機械は農夫の仕事で、肥料を散布し、畝を作るのが仕事。半反だから五畝即ち百五十坪に2万本植える計画である。
日大相撲部出身の若者と三人作業だった。琴光喜や高見盛の後輩であるが農業で生活する道を選択し修行中。
肥料は牛糞でなく、鶏糞でなく、豚糞である。熱処理してあ . . . 本文を読む
飯田駅から飯田線で豊橋まで普通列車に乗車した。同年の父親と若くしいて死別した援農仲間の若い女性は西陣織の職人、豊橋まで四時間ご一緒した。世間は親子旅と思うだろう。
ホットケーキを所望され店に案内して下さる。豊橋駅から路面電車で市役所近くの純喫茶・三愛。
老夫婦の経営で客席は三席、主人が珈琲、奥さんがホットケーキを担当する。珈琲とホットケーキが数十種、それ以外に無い。
ホットケーキ4種と珈琲2 . . . 本文を読む
ワーキングホリデー飯田とは農業に関心がある方や農業に取り組んでみたい方と、農繁期の手助けを必要としている農家を結びつける長野県飯田市の“援農”制度です。
平成10年から始まった休日援農奉仕制度。猫の手も借りたい農家、暇を持余している都会人、仲人役の市役所。
平成17年の還暦過ぎに初参加、相思相愛で銅婚式を迎える。
今年は15周年で参加者全員に特製の帽子が贈呈される。七 . . . 本文を読む
干し柿を生産する為には皮を剥く必要がある。
昔は人手による人海戦術、夜なべ仕事だったが今は器械に頼っている。
柿に針を突き刺して回転させて剥く器械が主役だったが、その穴が黴の発生原因となる指摘が新型機械を開発させる。
此方は真空による吸引力で柿を保持する方法、彼方は柿の頭と尻の両端を保持する方法。
吸引方式は複雑な構造で電算機制御による高速作業をするが、故障したら修理専門家が到着するまで長 . . . 本文を読む
11泊12日の援農奉仕が終了したから飯田線で帰宅した。
飯田駅から秘境駅の千代・金野・田本・為栗・中井侍の長野県、三県境界の小和田から出馬までの静岡県、東栄から豊橋の愛知県を四時間掛けて走り抜けた。特急伊那路号なら2時間半。
発車してから137のトンネルを抜け、多数の橋梁を渡つた。
天竜峡で乗換え10分、中部天竜で50分程の待ち合わせ時間が有る。中部天竜駅はレールパークがあったが、リニア鉄道 . . . 本文を読む
稲のことは稲に聞け、農業のことは農民に聞け
農学栄えて農業亡ぶ
東京農業大学の初代学長横井時敬の言葉である。
南信州の果樹農家で飯田市ワーキングホリデー滞在中に農大2回生が実習に来た。
女性2人。
農家の主人に市田柿に対する質問をすることも無く、好奇心が希薄な印象。
大過なく無難に一週間をこなして単位取得なら優等生だろうが、日本の農業の将来を担う人材としては落第生。
農業の醍醐味は自 . . . 本文を読む
南信州に10日間滞在した。干し柿の市田柿の皮むきの援農奉仕だった。
飯田市のワーキングホリデーなる制度に参加を継続して7年経過した。今年はその15周年の年だった。
長期間参加したことに対する感謝状を市長から頂戴した。ピンバッチが記念品であるが特製だから貴重品である。
明日は後始末の作業を終日する。
12日の朝の飯田線の電車で援農仲間の女性と豊橋まで旅をする。彼女は名古屋の知人宅で宿泊して職 . . . 本文を読む