今回の自身の歯の病と治療の過程を振り返ると、未病を治すということの構造が、現代における東洋医学の存在意義が見えて来た、と思える。
先日のブログで取り上げた自身の歯の病と治療の過程をあらためて振り返ってみると、昔昔にいわれた(恐い?)笑い話が自然と思い出された。
それは、体調不良で受診した病院で、「あれこれ症状があってつらいかもしれませんが、未だ診断が確定するだけの症状が出揃ってませんので、もう . . . 本文を読む
脈診が正しいとの見解について考えた。
脈診が正しいとする見解は端的には、「脈診をして、その見立てに従って鍼灸(もしくは漢方)の施術をしたら、効果があった(治った)。だから脈診は正しい。」ということである。こう言われると、何かその主張が事実に基づいた正しいもののように思える。
しかしながら、この見解は事実を述べているように見えて、多分に当人の解釈がある。端的には、「脈を診た。」「何らかの見立てが . . . 本文を読む