東洋医学の実践的理論研究~人間が病むということの過程的構造からの東洋医学的治療論の研究~

人間が病むということの過程的像から、鍼灸等の問題を説いてみたいと思います。よろしくお願いいたします。

強揉みされ続けてのコリ〜コリの二重性について〜

2019-06-03 08:35:06 | 覚え書
強揉みされ続けてコルということがある、と思へる。

一昨日のブログで取り上げた、強揉みされ続けて、の患者について改めて考えてみる。

当初はそれほどでも無かったコリが、剛力による強揉みで揉まれ続けることで、より重症のコリへと、ほぐれ難いコリへと何年何十年もかけてなっていったのだと思へる。

何故に剛力による、と断定するのかといへば、「首と頭は揉まないで!」「頭痛がしたり気持ち悪くなつたりするから。」との発言があつたからである。

さう考えると、コリにも通常の生活での相互浸透によるものと揉むこととの相互浸透によるものとの二重性があると思へる。長期にわたつて手技療法による施術を受けた患者においては。

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