MJHA(日本を再び健康な国に)〜東洋医学の実践的理論研究~

MJHA(日本を再び健康な国に)という志で、食・運動(姿勢)・休息(睡眠)に関わる問題等を論理的に説きます。

「はりきゅう理論」について〜その二重性〜

2017-11-08 14:16:40 | 鍼灸学校での学び・国試勉強・受験勉強
「はりきゅう理論」の過去問を見返した。目に見えないものの学びの難しさを痛感する。

「はりきゅう理論」の過去問、簡単と難しいの両極端である。簡単なのは、はりきゅうに関わる事実の知識を問う問題、例えば、一寸三分〜三番の鍼の長さ、太さを問う問題、あるいは管鍼法の発明者を問う問題等である。

それに対して難しいのは、例えば、足三里に鍼をして、胃の働きが活発になったのは何故かを問う問題、あるいは鍼、灸によって体内で生成されるものを問う問題、要するに「治効理論」と言われるもの、である。

それに加えるに、どう考えてもそれは無いだろう!?と思える問題、例えば、多荘灸で水疱をつくらない為には、同一箇所に施灸する等である。これなどは、知っていれば間違う筈も無いのだが、知らないと......。

ともかくも、一度は教科書過去問を見ておかねば、と。
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