MJHA(日本を再び健康な国に)〜東洋医学の実践的理論研究~

MJHA(日本を再び健康な国に)という志で、食・運動(姿勢)・休息(睡眠)に関わる問題等を論理的に説きます。

五要穴、五行穴の覚えかた〜その法則性〜

2017-11-22 08:44:47 | 鍼灸学校での学び・国試勉強・受験勉強
五要穴(原、郄、絡、募)、五行穴(井、栄、兪、経、合と木、火、土、金、水)も最初からあったものではなく、誰かが必要性があって誕生させた、させていったものである。

それゆえに、一見無秩序に並んでいると思えるそれら経穴の並び方にも一定の法則性がある筈、と思える。

1)原穴は手首足首周辺に。

2)合穴は肘膝周辺に。

3)五要穴の並びかたは原穴、絡穴、郄穴(小腸経、膀胱経、心包経は原穴、郄穴、絡穴)、募穴は腹部に、兪穴は背部に。

4)五行穴は末梢から井栄兪経合、同時に陰経では木火土金水(つまり井木、栄火、兪土......)、陽経では金水木火土(つまり井金、栄水、兪木......)。

末梢から三つは井、栄、兪。陰経では三つ目が原穴、陽経では四つ目が原穴。

経穴の位置は一定でないので覚える必要がある、が合穴=肘膝周辺よりも末梢で大体において手首足首周りにある。

というのが大体の五要穴、五行穴の並び順のルール。


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