東洋医学の実践的理論研究~人間が病むということの過程的構造からの東洋医学的治療論の研究~

人間が病むということの過程的像から、鍼灸等の問題を説いてみたいと思います。よろしくお願いいたします。

何を食べるべきか(2)〜食事法の必要性〜

2019-07-09 07:59:42 | 覚え書(2)
我々は、何を食べるか、をどのようにして決めているのか、決めるべきなのか。

動物は何を食べるのかは、その種によって本能によって基本的に大枠では決まっている。例えば、肉食獣は肉を草食獣は草を、である。

それに対して本能の大部分を失った人間は、何を食べるのかはその個人の認識が決める。

本来ならば雑食である猿類の進化形の人間は、雑食であるべきもののはずなのであるが、現実には、私は肉しか、野菜しか食べ無い、それどころかサプリメントで栄養は十分に取れると自然物を食べ無い?といった恐ろしい偏食の場合すらある。

結果として、人間にあっては認識の偏りによる食の偏りのゆえの病というものが、例えば糖尿病、例えば癌、例えば肥満、例えば下痢......等々が数多く存在する。

それゆえに、人間は何を食べるべきかを文化として継承して行くとともに、食事法なるものも誕生させることとなった。

例えば、四群点数法がそうであるし、一汁三菜とかもそうである。あるいは五行の「酸苦甘辛鹹」「青赤黄白黒」等にしたがっての調理も同様のものと考えてもいいと思える。




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