東洋医学の実践的理論研究~人間が病むということの過程的構造からの東洋医学的治療論の研究~

人間が病むということの過程的像から、鍼灸等の問題を説いてみたいと思います。よろしくお願いいたします。

お医者様の処世術〜opeをしない理由〜

2020-06-09 09:07:00 | 日記(2)
 昨日のブログに関わって想起したお医者様の処世術。

 白内障や膝の人工関節のopeは、現在では普通のこと、あちらでもこちらでも見聞きすることである。昔と違って現在では失敗もほとんど無い、と聞いている。

 しかしながら、それらのopeを希望しても、まだ早い?とお医者様から止められた、という話を時々聞く。

 まだそれほど状態が悪くないから、もっと悪くなったらopeしましょう、と。

 理由は、それほど悪くない状態でopeをすると、デメリットばかりが感じられて、opeの有り難みが分からない、クレームの元にもなりかねない、から。

 最初にこの話を聞いた時には、患者が不調を訴えて受診しているにも関わらず、病気の診断条件が揃っていないから、もう少し悪くなるのを待ちましょう。という馬鹿げたお医者様の理屈と同じことと思っていたのだが、昨日のブログ記事の様な経験をすると、ああ、お医者様の処世術であったのか!?と納得される。

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