東洋医学の実践的理論研究~人間が病むということの過程的構造からの東洋医学的治療論の研究~

人間が病むということの過程的像から、鍼灸等の問題を説いてみたいと思います。よろしくお願いいたします。

問いかけ的認識の芽生え〜サルからヒトへ〜

2024-11-13 19:59:44 | 哲学(世界観・弁証法・認識論・論理学)
 『看護のための「いのちの歴史」の物語』(現代社白鳳選書20)を読み返している。「問いかけ的反映」ということが本当には分かっていなかった、ということ痛感させられている。 自身の「問いかけ的反映」ということのイメージは、(動物の外界の反映というものが、対象のあるがままの反映の映像であるのに対して)人間の外界の反映というものは、自身のそれまでにあ . . . 本文を読む

(加筆)マイヤ・プリセツカヤ死去〜究極・至高の美技を持つバレリーナ〜

2024-11-13 18:42:41 | 日記
 20世紀最高のバレリーナ、マイヤ・プリセツカヤさんが亡くなられました。30年近く前に、超一流のバレエ技による、この世のものとは思えない美しさの「瀕死の白鳥」に出会い、鳥肌が立つ思いをして以来の大ファンの一人として、心からのご冥福をお祈りします。  鍼灸を学ぶ方のみならず、技というものに関わる方でマイヤ・プリセツカヤをご存じない方がもしおら . . . 本文を読む

『看護のための「いのちの歴史」の物語』を読む〜知識的と実践的二つの学び〜

2024-11-13 12:21:44 | 哲学(世界観・弁証法・認識論・論理学)
『看護のための「いのちの歴史」の物語』(現代社白鳳選書20)読み返している。実践的に学ぶことの大事性痛感する。人間の認識の「問いかけ」ということを分かりたくて、サルの認識(サルの描く反映像)というものを思い、考えしてみた。サルの認識=反映像が、それ以前の魚からの動物とは大きく違って、もどき像という不明瞭な像をも描く様になっていく . . . 本文を読む

かな〜大和心の学び〜

2024-11-13 08:43:48 | 芸術・絵
数年前から「かな」に取り組んでいる。師との偶然の出会いからの、であるがなかなかに上達し難く悪戦苦闘中。自身の生涯の夢である絵がなかなかに時間もとれず、となる中、「かな」にしっかりと取り組んでいこうと思う。 . . . 本文を読む

姿勢矯正は身体が変わること、変えていくこと〜それには時間がかかる〜

2024-11-13 08:23:05 | 股関節重心
昨夜の事例。70代男性、側弯症からの腰痛臀部痛。これまで指圧(標治)で対応して来た(クリニックの患者なので)が、あるき方がおかしい、チョコチョコとしか脚がでない、なんとかならないか?との相談。姿勢を確認すると明らかな骨盤後傾。それが側弯症と相まって、脚がでないのだろうと、骨盤前傾、股関節重心を指導するも、なかなかに形がとれず、イメージも出来な . . . 本文を読む

パンペイザンに思う〜先ずは大体で〜

2024-11-13 07:21:42 | 日記
昨夜焼いたパンペイザン、軽くフライパンで焼いて食べてみると、これがなかなかうまい。それはそれとして、何事も最初から完璧というわけにはいかず、まずはだいたいこんなものというところから始まらねばならない、始まるしかないということを、今回パンペイザンを焼くことで改めて実感した。これは自身の学び、ブログ記事にもと思う。なかなかに思うように筆が進まないが、引き続きブログに取り組んでいきたい。お読みいただいて . . . 本文を読む

猿は二重の像を描く実力を培っていく〜明瞭と不明瞭〜

2024-11-13 07:12:35 | リハビリ室閉鎖中の日記
 前回は、認識論の学びの第一歩として、人間の自身の「唐揚げ」を食べるに関わる映像を追うことからの、「問いかけ」の映像と反映の映像を区別して見て取ることの必要性。 それができていないから、人間の認識も動物の認識も一緒くたになってしまっている、との反省から、まず、認識の原点から脳が誕生した魚の段階から見て、となるも、問いかけのない動物段階の反映像というものがよくイメージできずに、その前の反映像のない段 . . . 本文を読む