イラストベーシックコースは一ヶ月振りの授業です。
イヌイ先生はメキシコに旅行されていたので、授業始めに旅行話しを少ししていただきました。
メキシコのオアハカにあるホテルの壁に、絵を描かれたそうです。
ペンキだったので描きにくかったそうですが、素敵なイラストですよね☆
一ヶ月の間、皆さんも沢山絵を描かれましたでしょうか。
描いて来られた方は発表していきました。
イヌイ先生からのアドバイス
・ストーリーが思い浮かぶ絵がいい。
・モチーフのバランスを崩すなら、思いっきり崩すほうがいい。
中途半端だと、見た時に違和感がある。
・絵の具だけだとベタッとした印象になるが、色鉛筆などで影を足してあげると良い。
皆さん、いろんな画材を試して描かれていました。
楽しく絵を描いているのが伝わります。
今日の授業は、皆さんからのリクエストで、イヌイ先生の絵の描き方を真似て模写していきます。
キャンバス地に描いていきます。
キャンバス地を使うのが、初めての方も多かったですね。
色を重ねて下地を作りますが、どんな色になるか何色が見えたらいいかを考えながら塗ります。
今回は、ピンク・黄色・水色を重ねてみました。
平筆もしくはダンボールをカットして、筆の代わりに使う場合もあります。
なるべく水は使いませんが、絵の具が堅い場合は水を足してもかまいません。
一色を塗ったら完全に乾かないと次の色を足せないので、イヌイ先生は何枚か並行して進めていくそうです。
下地が乾くとダンボールを筆代わりにして、かすれるように色を重ねる。
この時もなるべく水は足さない。
カラフルな下地を作ってから、紺・黒のような濃い色で色を重ねます。
下地に塗ったカラフルな色が見えなくなるのは残念な気もしますが、濃い色がベースにくると落ち着いた印象になりますね。
背景が完成しましたら、メインのモチーフを描いていきます。
面相筆を使って細かく描きます。
下地が乾いていたら、水に濡らしたティッシュで拭き取ることも出来ます。
ベタッとしっかり塗らずに、かすれて下地が見える位がいいです。
モチーフの輪郭をはみ出して塗ってから、背景を塗って輪郭をつくる描き方もあります。
今回の授業では完成しませんでしたので、次回の授業でも続きをします。
次回4月19日(水)の授業もイヌイ先生の描き方を真似て模写するのと、
人物のバランスの取り方(描き方)を説明します。