今日から11月なのにポカポカして暖かいですね。
WAKKUN先生がアトリエを掃除していたら、取材を受けた昔の雑誌が出てきたそうで見せていただきました。
1995年の装苑です。若い生徒さんはまだ生まれていないかもしれませんね。
この取材を受けたのが、1994年の12月だそうでその当時のアトリエの写真が写っていました。
1995年1月17日に阪神淡路大震災が起こったので、震災前の綺麗な状態のアトリエでした。
取材を受けた当時は、1ヶ月後に震災が起こるなんて思いもよらなかったことだと思います。
ギリギリのタイミングで取材を受けられていて良かったですよね。
WAKKUN先生の二回目の授業は、90×90センチの和紙に墨で絵を描くワークショップです。
まずはWAKKUN先生がお手本で描いて見せてくださいました。
力強く一気に描き上げました。
「家来の一人もいない王様」
人それぞれが主人公というテーマの絵です。
「凛」とした気持ちで描いているそうです。
WAKKUN先生が描いた絵は、ジャンケンで勝った人にプレゼントしますよ。
「上手く描こうとは思わず、愛おしいと思う気持ちを表現してください。今日の授業は、心の中にあるものを外に出す練習です」とWAKKUN先生。
描き始めは躊躇っていた方も、一筆描き始めるとすらすらと描かれています。
皆さん勢いがあっていいですね。
静かに丁寧に描くのもいいし、大胆に一気に描き上げてもいいですよ。
墨の濃い薄いも水で調整してくださいね。
完成したら発表します。
人それぞれ思う(表現したいこと・表現の仕方)ことは違いますが、いい作品と思えるものは、人間の心が動いて描いているもの。
それは、音楽・文学・絵 全て同じです。
自分の中で問いながら、心とのやりとりをしながら創作活動をしてください。
と、WAKKUN先生は熱く語っていました。
今日の授業では、心が動く大切な部分を、絵にして具体化するという授業でした。
次回の授業では、細長い紙に墨で絵を描きます。
お楽しみに!