絵話塾だより

Gallery Vieが主宰する絵話塾の授業等についてのお知らせです。在校生・卒業生・授業に興味のある方は要チェック!

2018年2月24日(土)デッサン基礎クラス・タケウマ先生の授業内容

2018-02-26 14:38:39 | デッサンクラス
神戸どうぶつ王国へやって来ました!
本日のデッサン基礎クラス、タケウマ先生の授業です。
こちらでは動物、鳥類、魚、植物など盛り沢山見ることができます。
土曜日で家族連れなどでにぎわっています。

今回は「植物」をメインに描きました。
約一時間半ほどかけて自由に動いて描きます。面でも線で描いても良いです。





講評タイムです。

●植物を描く時は、まずよく観察します。理解が進まないまま描かないこと!
頭の中でシンプルな形に置き換えてから描くと良いそうです。
そう描くと、さらに画面にどう入れて描こうかと構図も考えながら描けるからです。

●植物によっては葉っぱなど複雑な形状もあるので、まずはシンプルな形のものを選び描くのがおすすめです。
難しいものに挑戦も良いが最初からそうだと嫌になってしまう恐れがあるためです。
また、いきなり複数描くのは難しいので、最初は一輪描くことからやってみて、徐々にステップアップすると良いです。

●現地で見て描くことの醍醐味のひとつとして、そこで見てわかる面白い構図などに挑戦するのも良いです。
全体を上から俯瞰で見たり、画面から飛び出して描いたり、正確性を求めず多少変えて描いても良いのです。
図鑑風にして、例えば葉っぱだけ、花だけ、とシリーズ化するのも楽しいです。



生徒さんのスケッチです。


植物は絵になるのでぜひとも描けるようになりたいモチーフですが、いざ目の前で描くとなると、なかなか難しかったのでは。
いかに自分が楽しいモチベーションを保ち続けて描いていけるかが大事です。その工夫も考えてみてくださいね。

他にもまだまだいろいろありましたが今日はここまでです。
お昼には、皆さんで食事をして絵についての濃いお話もできました。
お疲れさまでした。

<次回3/3課題>
・今まで描いてきた、「人物」「動物」「魚」「植物」の中で楽しかったモチーフを2点描いてきてください。
よろしくお願いします。 

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2018年2月21日(水)イラストベーシックコースの授業内容

2018-02-22 15:36:22 | イラストベーシックコース
今回の授業は、LINEスタンプの制作・登録をするのと、構図の説明もしていただきました。

LINEスタンプのイラストが出来ている方は、事前にイヌイ先生のパソコンへ転送していますので、
イヌイ先生が画像の修正などをしてくださります。
ご自身でできる方は、持参のノートパソコンで作業していきましょう。



LINEスタンプの説明が終わりましたら、本日は構図を考える授業です。

縦長のサイズに鉛筆で、りんごを描いてみましょう。
見せたい物をどう描くか、どんな構図にすると、より良く見えるのかを、考えて描いてみます。



皆さんが描いている間に、イヌイ先生はノートパソコンで、LINEスタンプの画像修正をしてくださっています。



いろんな構図でりんごが描けましたね。

 
 

全体を描かずに切り取って描くと、何かがあるのかと予感させたり、広がりを持たせるので良い構図ですね。
あと、大中小とモチーフにリズムを持たせるのもいいです。
自分の好きなイラストレーターの構図を見て、アイデアをもらったり、真似て描いてみるといいと思いますよ。

イラストの場合は、バランスが悪くてもOKの場合もありますが、
基本的な「遠近法」パースを用いて、奥行きのあるイラストを描く説明もしていただきました。

まず、立体感を出すのに、光の方向を合わせて影をつけます。



影の長さで時間を表すことも出来ます。
昼なら影は短く、夕方なら影は長くなりますよね。

奥行きを出すには、遠くのものを小さく近くのものを大きく描きます。
寒色系は遠くに見え、暖色系は近くに見えますね。
大気を描くときも、遠くに従って青味を増していき、線は弱くなります。

長い道や風景の奥行きを表すのに「一点透視図法」を用います。
水平線の真ん中に消失点を描き、その消失点に向かうにつれ小さく(狭く)描いていきます。

奥に向かうに連れて、道幅が狭くなって、距離感が表現されます。



建物の外観を描く場合は「二点透視図法」を用います。
水平線に中心の軸と左右に二点の消失点を描き、案内線を入れて立体感のある建物を描いてみましょう。

少し難しくなりますが「三点透視図法」の説明もありました。
下からビルを見あげたり、空の上から見下ろしたりする時に用います。
巨人を描く時には、この方法で描きます。



バランスが分かりにくい場合は、参考になる写真やイラストを見て、上からなぞって描いて練習するといいですよ。

次回の授業では、LINEスタンプの登録をするので、登録が出来る段階まで仕上げてきてください。


あと、名刺作りをします。
名刺のラフを考えて描いてきてください。



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2018年2月28日(水)絵本わくわくコース・高科正信先生の授業テーマと持ち物

2018-02-22 15:30:00 | 絵本わくわく塾
2月28日(水)高科正信先生の授業は「伝える絵本」がテーマです。

持ち物
・ノート 
・筆記用具
・原稿用紙

※3時間授業です。

※スポット受講(在校生、卒業生対象)、ご見学(体験受講)の方、
随時受付しております!
興味のある方はギャラリーvie絵話塾までお問い合わせ下さい。


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Gallery Vie 絵話塾(かいわじゅく)
E-mail:kaiwajuku@galleryvie.jp
〒 650-0022神戸市中央区元町通3-2-15
セントラルビル元町5F
TEL:078-332-5808  FAX:078-332-5807
URL:http://galleryvie.jp/kaiwajuku/k-info.html 
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2018年2月21日(水)絵本わくわくコース・松田素子さんの授業内容

2018-02-22 14:32:48 | 絵本わくわく塾
本日の授業は、松田素子さんの二回目の授業ですので、ダミー本の発表と講評をしていきました。

ダミー本の発表前に、長新太さんのお話を聞かせていただきました。
長新太さんの絵本は、ナンセンス絵本ですが、ギャグとナンセンスは違うという話。
ギャグは一発芸のようなものですが、ナンセンスにはセンスが必要。
「笑うだけでいいじゃないですか。生理的に気持ちいいっていいよね」という長新太さんの言葉があるそうです。
戦争時代を経験した長新太さんだからこそ言えて、長新太さんのナンセンス絵本もただ面白いだけではなく、意味のあるセンスが光る絵本なのだなと思います。

では、ダミー本の発表をしていきましょう。



前に出て発表していき、松田さんから一人ずつに、丁寧なアドバイスをいただきました。

・経験談を元にした絵本
・赤ちゃん絵本
・ことばがシンプルな絵本
・デリケートな題材をテーマにしている絵本
などがありました。


 


・作者はストーリーが分かっているが、読者は分からずにきょとんとしてしまう。
 シンプルに丁寧にその世界に読者を連れて行かないとダメです。
・読者は結果だけでなく、経過を楽しみたい。
・0才〜2才対象の赤ちゃん絵本は、ことばで聞かせる。
 ことばのセンス(独自のオノマトペ)を考える。
・自分の経験談を絵本にするのは難しい。日記のようになってしまう傾向がある。
・絵本のテーマによって、絵本の形を考える。
・読者は主人公の立場になって考えるので、構図も主人公からの目線にしてみるなど、いろんな構図を考えてみてほしい。

皆さん沢山のアドバイスをいただきました。

通常の時間が過ぎ、場所をギャラリーに移して、授業の続きをしました。



約四時間の授業となり、松田さんも皆さんに伝えたいこと、沢山お話していただきました。
・本当の教室は日常にある。
 常に絵本を読み、映画を観て「えっ!何で?」と疑問に思う引き出しを増やしてください。
・絵本を深く読む。
 舟を漕ぐ時は両手にオールが必要。絵本作家になるには、絵本を作ると絵本を読む。という二つのオールが必要です。
 沢山の絵本(名作)を読んで下さいね。

松田素子さん、沢山のアドバイスをありがとうございました。



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2018年2月25日(日)絵本ゆっくりコース・高畠那生先生の授業持ち物

2018-02-21 14:48:05 | 絵本ゆっくり塾
絵本ゆっくりコース
●2/25(日)高畠那生先生
この日は課題を発表後、その場で絵を描く予定です。

<課題>
・先生から配布のテキストのプリントを参考に、その中から1見開き分の絵を描いてくる。
 絵のサイズは縦27センチ×横41センチです。

<持ち物>
・配布されたプリント(必須!)
・課題で描いた絵
・課題で使用した時と同じ紙のサイズを1,2枚
・画材(課題制作時に使用したものと同じもの)
・スケッチブック
以上よろしくお願いします。 

※スポット受講(在校生、卒業生対象)、ご見学(体験受講)の方、
随時受付しております!
興味のある方はギャラリーvie絵話塾までお問い合わせ下さい。

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