やまめの庭つくり

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ウメ

2009-02-15 | 樹木
最近,暖かい日が続いています.

暖かいと三溪園も平日でもかなりな人,人,人・・・




ちょうど皆満開のウメを目当てに訪れているようでした.

こちらdownは鶴翔閣のアプローチにあるウメ.

臥竜梅のような感じですが,支柱なしでいい姿です.

幹が半分くらいタテに裂けているのに,どうしてウメは平気で生きていけるのでしょうhamquestion

強いなぁと,いつも思います.




ウメの魅力は派手すぎない花と,かわいいまん丸のツボミが同時に存在していることでしょうか.




こちらは茶屋の向こうにある梅林の様子.

白梅ばかり目立っていますが,足下のスイセンとともに満開に咲き誇っています.





ウメもサクラも,青空をバックにしたとき,一番きれいだと思いますnose5

ウメは,品種によるのでしょうが,枝にびっしり花がつくものと,どういうわけか,いい感じに間隔をあけてついているものがあるようです.

適度な間隔があいている枝の花たちは,空中に舞っているものがそこで留まったような,不思議な景色でした.

何でも「間が大切」とは師匠のお言葉.


これdownは臥竜梅だけ集めた梅林.

「幹があたかも竜がはうような形をしているのでこの名があります.このあたりの梅の木は原三溪が援助した画家,下村観山筆の名作「弱法師(よろぼし)」のモデルになりました.」

こんな案内板が立っていました.

三溪さんがこの庭を愛でていたときからの歴史を知っているウメたちだったんですね.



いつまでも美しく,たくさんの花が咲き続けられたらいいなと思いました.