やまめの庭つくり

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地形作り

2009-02-24 | 造園
引き続き千葉のお仕事です.

何とかお天気が大丈夫だったので,今日は盛り土をするための地割りを行いました.

図面にグリッドを引き,目安にしながら地面に竹の杭をさしてラインを出していきます.



この杭が数cm内側や外側にずれるだけで印象ががらっと変わります.

これが図面だけでは分からない,現場の醍醐味なんでしょうか・・・yellow19

きっと,人によって微妙に違うラインになるので,ここは人にまかせたくないところなんでしょうね.



今度は盛り土の角度によって更に変わっていきます.

楽しみ~yellow11symbol7


午後は八街(やちまた)という,成田に近いところまで行き,植木の生産卸さんの圃場に連れて行っていただきました.

師匠のイメージする樹の形.

1本で表現できなければ,寄せ株とかで考えます.



圃場で見ると,やまめには何にも決められません・・・animal4

(もちろん,師匠が決めるのですが,一応自分だったらどうかといつも考えるよう言われているのでyellow4)

こんなに大きな樹が入ったら狭く感じるのかな,

大きすぎないかな,

この形から庭に植えるとどんな印象になるのかな・・・・

色々考えると,師匠のように素早く?決めることが出来ませんでした.

師匠に聞くと,「あれはまだ素材だから.」との答え.

つまり,枝振りなどを整理して,庭の空間に合うように仕上げてあげるので,その仕上げの形を師匠はイメージできているために樹を選ぶことが出来たと言うこと.

当たり前のことなんでしょうが・・・

まだまだやまめには難しいです.

今回のお仕事は毎日いい勉強ですhamkirakira