やまめの庭つくり

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ヒメトリトマ

2012-07-25 | 植物
今日も猛暑でしたね~yellow22ase2ase2

バイトの帰りもうだるような暑さで,人混みの中を歩くのが辛いですalien


ところで,八ヶ岳のミヨシファームで購入したヒメトリトマ.

家に持って帰ってから鉢増ししました.



もうすぐ花が終わってしまいそう.

葉が細くて,繊細な感じです.



‘コメット’という品種です.



トリトマの花の蜜はとても甘いのだとか.

今度花をつまんで確認してみたいと思います.

花序のてっぺんにある,これはなんでしょう??





ちなみに,ミヨシのガーデンにも植えられていました.

もう,10年以上植えられたものらしいです.






咲きました

2012-07-25 | 植物
家の裏手の半日陰に鉢植えで育てているレンゲショウマが一輪,咲いていましたkirakira2

6月初旬にツボミを虫にやられたという記事を書いていたので,それから約1ヶ月半近く,花が咲くまでずいぶんかかるものです.



レンゲショウマ(キンポウゲ科レンゲショウマ属)

学名:Anemonopsis macrophylla
「アネモネに似る」 「大きな葉の」

それにしても毎年思うのですが,美しい花です.

和名の蓮華升麻は,花が蓮の花に似ていて葉がサラシナショウマに似ていることから付けられたそうです.




花びらに見えるところはガクで,雄しべと雌しべを囲むように筒状に重なった部分が花びらだそうです.

ガクも花びらも質感・色がそっくりですね.

日本原産の一属一種です.
そう思って,この可憐な花姿を見るとちょっと誇らしいような気持ちがします.



黄色い花壇の主役

2012-07-23 | 庭園見学
といえば・・・

キク科のヘリオプシス属(キクイモモドキ属)の花々.

ミヨシでもたくさん咲いていました.



‘サマーナイト’up
茎が赤っぽいので,個性的でシックな印象があります.





ヒメヒマワリ(ヘリオプシス)2種up



ヘリオプシス‘アサヒ’up

直径3センチ弱の小さなマリーゴールドみたいな八重咲の花.

下の写真の奥にも写っている小さめの花です.



ヘリオプシス.up  小黒さんは‘ビックリ’と呼んでいるそうです.
が,まさか,品種名ではないだろうと思っているのですが・・・

アサヒによく似ているけれど,花の大きさが1.5倍くらいある八重咲きの花.

大きさ以外は本当によく似ていました.

上記2種はたぶんHeliopsis herianthoides var.scabra

scabraは,「ざらざらした感触の」という意味だそうです.


ヘリオプシスとか,キクイモモドキとか,ヒメヒマワリという呼称は,どうもネットで調べてみると,色々な品種を指しているような気がします.

学名:Heliopsis herianthoides
   (herios=太陽,opsis=似ている)

和名:キクイモモドキ

別名:ヒメヒマワリ・ヒメキクイモ


pencilsetヒマワリ属(Helianthus=太陽の花)との違いは,ヒマワリ属は,舌状花が痩果の完熟前に落下してしまうが,キクイモモドキ属の場合,完熟するまで残存している点で区別されるのだそうです.




ダイヤーズカモミール(キク科アンテミス属)up

学名:Anthemis tinctoria

英名:Dyer's chamomile

Dyeは,染めるという意味で,花が染料として使われていたらしいです.




ルドベキア(たぶん・・・品種はわからず)



ルドベキア‘マキシマ’(キク科オオハンゴンソウ属)up

学名:Rudbeckia ‘makima’
   17世紀のスウェーデンの植物学者Rudbeckから.

英名:Giant coneflower

空に向かってぐんと伸びているつぼみの高さは・・・



何と,案内役の小黒さんの背を超えていましたyellow25symbol5

2.7メートルくらいにもなるそうですhi

風で倒れないのかなぁ・・・?





夏の花壇

2012-07-22 | 庭園見学
7月中旬,八ヶ岳のミヨシペレニアルガーデンは鮮やかな黄色に彩られていました.

ここは,出来上がって約15年くらい経過している標高850メートルの宿根草のナチュラルガーデンです.
水や肥料は極力やらずに,刈り込み,抜き取り,補植などの作業を中心に,現状維持を目指す,という方向性で管理しているそうです.

冬の気候が厳しい八ヶ岳に適した500種類ほどが栽培されています.

一ヶ月ごとに咲き出す花が変わるので,印象が大きく変化していくそうです.

近かったら毎月見に来たいなぁと思いました.

一ヶ月前はオルレアの白い花が満開になっていたそうですが,やまめが行った時はヒメヒマワリの仲間やルドベキアの仲間が花盛り.

清楚なホワイトガーデンから鮮やかな黄色中心の夏バージョンに移行していました.



upヘレオプシスとクガイソウの補色の組み合わせ.
鮮やかな黄色が,より目にしみるようです.



upこちらも,ミソハギやカンパニュラ‘ラプンクロイデス’など紫系×黄色の組み合わせ.お互いが引き立て合っています.




upヘリオプシスとオレンジのアルストロメリア.

同系色で秋っぽい感じ.アルストロメリア,切り花でよく見かけますが,庭植えもボリュームがあって見応えがあります.



upピンクのフロックスやミソハギと.
ちょっと里山風な感じ.




up斑入りのカリガネソウが鮮やかな黄色を優しい雰囲気にしてくれています.

斑入りのカリガネソウは,普通のものより若干弱いらしいのですが,触ると臭いので花壇の後ろ側に植えた方がよいと小黒さん.



upコロオプシスとパセリの花.
小さいもの同士でかわいい組み合わせです.


大きいもの同士だと,



upヘリオプシスとタデの仲間.



upヘリオプシスの海の中に,ミソハギ,フランネルソウ,フロックスのピンクと,真っ赤なクロコスミア‘ルシファー’.

キク科の花を研究しないと夏~秋の花壇は上手に作れないなぁ・・・と思いました.



千恵さんの下駄

2012-07-21 | ノンジャンル
今日は色々素敵なことがありました.

師匠から収穫したてのシシトウやインゲンをいただき,買いすぎたナス(何故か冷蔵庫に15個も!)と,我が家で収穫したトマトを使って,夏野菜満載の食卓となりましたfork

やっぱり旬のもの,採れたてのものはおいし~いkirakira2


そして,偶然ですが,横浜高島屋1F催事スペースで,鈴木千恵さんという,塗り下駄アーティストの作品展示販売コーナーが開催されています.24日まで.

鈴木さんは,一昨年フジテレビのにじいろジーンという番組の「働く美人」がプロの手で美しく変身するコーナーに出ていました.

そのときに紹介された鈴木さんの作品は,とても印象的で,忘れられないものでした.

静岡の下駄職人の師匠の元,基礎的な修行を積みながら,独自の個性を表現するために下駄にカラフルなイラストを描き,鼻緒の布地もこだわって世界に一つだけの下駄を作る鈴木さん.

実際にこうして偶然通りかかったところで本物の作品が見られたことに感動.

このブログに作品の一部を紹介させていただくことを快諾してくださり,スマホでの撮影に光らないよう持って角度を変えてくださるなど,協力までしていただいちゃいました.

作品は,鈴木さん自身がネコ好きと言うことで,ネコの図案が多かったのですが,和テイストで,昔の手作りの木のおもちゃのような色遣い.

温かみがあります.

ネコも漫画チックにかわいらしさだけを追求したのではなく,どこかノスタルジックな雰囲気を漂わせていて,じっと見ているとその世界観に浸ってしまいます.

下駄という,決まったスペースに,大胆な構図.

まさしくアートです.





何だか気になるネコの顔.



こだわりはかかとの部分に,草むらからのぞくネコの足.



ジーパンに下駄で歩いてみたいと思ったデザイン.



これもかかとに,こだわりcat3



鼻緒も絵柄も組み合わせも選べるオーダーメイドです.

裏にはソールが貼ってあり,修理や鼻緒の交換など,アフターケアもしてくれるそうです.

その他小物も色々製作されているそうです.

職人さんの手仕事を見て,こだわりを聞かせていただくのって楽しい~kirakira2

ご興味のある方,千恵さんの色々な作品は,こちらのHPでどうぞdowndown

http://chee-lab.com/   
~ち日和 創作活動編~