かこぶろ。

日常、映画、テレビ、音楽、アイスホッケー、興味あるものを気分のままに綴ろうと思います。

華麗なる一族(終)

2007-03-20 00:10:50 | dramA
昨日で最終回を迎えたTBS「華麗なる一族」は、初の大台乗せの30.4%だったようですね。
私も最終回だからどんな結末を迎えるのかを知りたくて見ました。
豪華キャストと「白い巨塔」の山崎豊子さん原作ということで、初回から数回見ていたのですが、
個人的には万俵鉄平を主人公にしたのがどうもいただけなかった。。。
老若男女に人気の木村拓哉さんを起用したメリットも大きかったと思います。
が、僕は可哀想なの、不幸なのオーラがしつこくて、お前だけが苦しんでいるわけじゃないんじゃ~と思い見るのを断念。フゥ
最終回でもそれは相変わらずで、自殺することは9時半頃に察しがついたのに(タイトルでもついたか)決行するまでが長い。
ラストの手紙のシーンは良かったけど。
 「なぜ明日の太陽をみないんだろう」
はグッときました。
満たされない想いを、息子は夢に、父は野望に打ち込むことで埋めようとしたという、
不器用なところも親子そっくりでした。
死亡診断書の血液型で、父の子ではなく自分の息子であったとわかった時の大介(北大路欣也さん)、大介の妻:寧子(原田美枝子さん)の、
取り返しの付かない、計り知れない絶望の表情は身につまされました。
お二人の素晴らしい演技は涙を誘いました。
“血液検査の間違い” 時代なのかなぁ。やりきれません。
癖のある登場人物が多かったのですが、このドラマではお二人や、鈴木京香さん、中村トオルさん、武田鉄矢さんも素晴らしかったです。
警官役:前田吟さんも1シーンながら味のある演技を魅せてくれました。
山崎豊子 「華麗なる一族
・OST 「華麗なる一族」 ←メインテーマが好きです
コメント
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