4月7日(土)公開です。
今月の試写会はアカデミーで受賞は逃したものの「ディパーテッド」と共に、ディカプリオがノミネートされた「ブラッド・ダイヤモンド」です。
ゴールデン・グローブなどでも主演男優でノミネート。
ソロモンを熱演したジャイモン・フンスーさんもアカデミー、放送映画批評家協会賞でもノミネートされていました。
ピンク・ダイヤモンドをめぐって3人の男女の運命が、内戦の続くアフリカ奥地を舞台に交錯する映画なのですが、
なかでも久々にレオの演技に感動しました
![](https://blogimg.goo.ne.jp/img_emoji/hakushu.gif)
「ギルバート・グレイプ」「マイ・ルーム」「ギャング・オブ・ニューヨーク」以来かも。
野性味のあるアクの強い、それでいて深い悲しみも愛情への切ない想いも持っている男性を熱演していました。
監督は「ラスト サムライ」エドワード・ズウィック。
描かれる紛争描写がとても生々しく、目を背けたくなるかもしれません。
特に少年たちをさらい恐怖と暴力と薬漬けで洗脳教育し兵隊に育て上げる話には、身の詰まる思いをしました。
演じたカギソ・クイパーズくんは、これでデビュー。
これからが楽しみな役者になりそうです。
ソロモンの、「それを読んだ人々は助けに来てくれるのか」という言葉にはドキッとさせられました。
一人でも多くの方に見てもらい知ってもらいたい映画です。
私が自分でダイヤを買ったのは二十歳の頃。
4C(color、cut、clarity、carat)は知っていたけれど、もう一つのC(Conflict)は初めて知りました。
違法ダイヤが密輸され内戦の資金となり、その為に多くの人の命が失われ傷つけられている。
そしてそれに目をつけ利権争いも起きている。まさに紛争ダイヤ。。。
・
紛争ダイヤモンド
・
キンバリープロセス
など紛争ダイヤ撲滅のために様々な努力が見られています。
・OST 28日(水)発売 「
ブラッド・ダイヤモンド![](http://www.assoc-amazon.jp/e/ir?t=ohimanaraki0b-22&l=ur2&o=9)
」
「バットマン ビギンズ」「キング・コング」のジェームズ・ニュートン・ハワードが音楽担当。
今回は同じ映画、日時、場所の別の懸賞も当たってしまったので、
映画好きでB’zや洋楽やヨンハ繋がりのある友人にも声をかけました。
彼女のレポもあがると思うので、良ければご覧になってみてください~(
まーじょのつぶやき)
今回のプレゼント抽選にまたも外れました。。。
プレスシートの他に、何故か「ハッピーフィート」もありそちらが欲しかったです。ナハハ
<原題> 「BLOOD DIAMOND」
<公開時コピー> 「自由、家族、真実、
彼らはダイヤに、それぞれ別の輝きを見た」
<あらすじ> 1999年、内戦が続くアフリカ、シエラレオネ。
3人の男女を引き寄せたのは、めったに産出されることはないという巨大なピンク・ダイヤモンド。
ひとりは、ダイヤの密売人。
悪魔に魂を売った“死の商人”とも言うべきこの男にとって、それは救いのない現実から脱出するための最後のチケット。
もうひとりは、闇ダイヤの採掘場に強制的に連れてこられた愚直な漁師。
偶然見つけた巨大ダイヤは、彼にとって、引き離された家族を奪還するためのなけなしの切り札。
そして最後のひとりは、アメリカからやってきた女性ジャーナリスト。
彼女にとってそれは、どうしても暴かなければならない真実のための動かぬ証拠。
一瞬一瞬が死と隣り合わせの試練、自分自身の望みのために相手を利用し、相反する思惑に衝突をくりかえしながら、
極限の状況のなかで行動を共にする彼らに、やがて生じ始める変化。
ダイヤが約束する未来を、最後に手にすることができるのは誰なのか?
レオナルド・ディカプリオ ・・ダニー・アーチャー
ジェニファー・コネリー ・・・・マディー・ボウエン
ジャイモン・フンスー ・・・・・ソロモン・バンディー
マイケル・シーン ・・・・・・・シモンズ
アーノルド・ヴォスルー ・・・大佐
カギソ・クイパーズ ・・・・・・ディア・バンディー
デヴィッド・ヘアウッド ・・・・ポイズン大尉
ベイジル・ウォレス ・・・・・・ベンジャミン・マガイ
ンタレ・ムワイン ・・・・・・・・メド
スティーヴン・コリンズ ・・・ウォーカー
□HP
http://wwws.warnerbros.co.jp/blooddiamond/
アーノルド・ヴォスルーさんが出てきたときは、イムホテップって呼びそうになったわ。フフフ
「ハムナプトラ」「24~4シーズン」で悪役を演じ、その威圧ある雰囲気は存在感あります。
バーオーナーのメドを演じた ンタレ・ムワインさんも良かったです。
ジェニファー・コネリーさんの演技を見たのは久しぶりでした。
強くしなやかな女性をチャーミングに演じていました。
レオとのラブシーンが、視線を交わしたり手を重ねたりにとどまったのがかえって美しく見えました。
そしてジャイモン・フンスーさん。
奇跡と呼べるほど何度も九死に一生なシーンの連続にハラハラさせられました。
そしてソロモンの人間として、父親としての怒りや愛が体中に溢れていて痛いほど伝わってきました。
母親はレイプされ、父親は首を切られさらし者にされたのが9歳の時だったというアーチャー。
ソロモンやマディーと出会い、愛を最期に知ったことは彼の人生は幸せに輝いたんだと思いたいです。
2007年3月20日(火)よみうりホール