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美術賞、メイクアップ賞、視覚効果賞、計3部門受賞。
受賞したの、わかります、この映画の素晴らしいところはまさにその技術があってこそでした。
老人ブラピよりも10代のブラピ、昔の作品を見ているようにあどけない表情までお見事でした。
(少しずつ若くなっていく老けメイクの方がやっぱりやりやすかったのかな)
ケイトは老人メイクの方が人間丸く優しく気品があるように見えました。
もちろん演技は上手いけれどデイジーという女性の良さがわからず、
存在感大だったティルダ・スウィントン演じるエリザベスの方が魅力的な女性で好きだわ。
雷に7回打たれた男性の話も一つ一つ映像化されコミカルでした。フフフ
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デヴィッド・フィンチャー監督×ブラッド・ピット主演、
「セブン
「フォレスト・ガンプ
大戦(←迫力あった!)やビートルズ、ロケット打ち上げなど時代背景をさりげなく入れてくるのも上手いと思いました。
冒頭の、盲目の時計技師が戦争に送り出した息子を亡くして時の逆転を願って造った大時計、
そのファンタジーさを引き継いだかのように、ベンジャミンが生まれる。
捨てられた場所が老人養護施設というのも、
育ててくれたクイニーやティジー、マイク船長など出会いも良かったし、
デイジーとすれ違うこともありながら結ばれ子供も授かり愛し合える時間も過ごせたし、
数奇でありながら幸せな人生をベンジャミンは送ったのだと思います。
長い人生、始めるのに遅すぎることはない、その通りだと思います。
167分は長い!!!
丁寧さはわかりますが所々眠くなってしまいました。ナハハ
もう少しテンポ良くしてもいいかな。。。
久しぶりに映画を見に行ったので、遅まきながら
「チェンジリング」「ベンジャミンバトン」を観たわけですが、偶然ながら御夫婦のですな。
個人的感想では、チェンジリング>ベンジャミンでした。
原題は“ボタン”でした。
冒頭のボタンが降り注ぐシーンは綺麗でした。父親の職場もボタン工場だし。。。
なぜ邦題はバトンなのだろう。
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[原題] 「THE CURIOUS CASE OF BENJAMIN BUTTON」
[あらすじ] 1918年、ニューオーリンズ。
ある一組のカップルの間に男の子が産まれる。
女は出産後死亡、その赤ん坊は80歳の老人と見まがうほど奇異な容貌をしていた。
ショックを受けた男は困り果てた末、赤ん坊を老人養護施設に置き去りにしてしまう。
そして、施設を営む黒人女性クイニーに拾われた赤ん坊はベンジャミンと名付けられ、献身的に育てられるのだった。
成長するにつれ髪が増え、皺が減り、車椅子から立って歩けるようになるなど、
普通の人間とは逆に若返っていくベンジャミン。
やがて少年期を迎えた彼はある日、施設入居者の孫娘で6歳の少女デイジーと出会う。
それは、これから様々な経験を積み壮大な人生を歩んでいくベンジャミンにとって、
今後かけがえのない存在となる女性との運命の出逢いだった。。。
ブラッド・ピット ・・・・・・・ベンジャミン・バトン
ケイト・ブランシェット ・・・デイジー
ティルダ・スウィントン ・・エリザベス・アボット
ジェイソン・フレミング ・・・トーマス・バトン
イライアス・コティーズ ・・ガトー
ジュリア・オーモンド ・・・キャロライン
エル・ファニング ・・・・・・デイジー(幼少期) ←可愛いと思ったらダゴタの妹かっ
タラジ・P・ヘンソン ・・・・クイニー
フォーン・A・チェンバーズ ・・ドロシー・ベイカー
ジョーアンナ・セイラー ・・・・キャロライン・バトン
マハーシャラルハズバズ・アリ ・・・ティジー
ジャレッド・ハリス ・・・・・マイク船長
□HP 「http://wwws.warnerbros.co.jp/benjaminbutton/」
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2009年3月18日(水)TOHOシネマズ・西新井