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薪ストーブ|薪焚亭
ガラスが煤ける原因が分かった
ある朝のデファイアントです。 相変わらず8時間後の熾きはたっぷり残ってくれてます。 まずは煤けたガラスを乾拭きでキレイにするんですが、これは朝のお決まり作業になってます。 で、写真はこれから焚き付けようかというところですね。
今日もパソコンからヨロシクです!
デファイアントのガラスがアンコールよりも汚れやすいと言うことは、これまでに何度か書いてきたけれども、やっぱり確かにそれはあると実感している今日この頃です。
シーズン初めのあまり寒くない時期、そうね、自分は我慢できずに焚き始めるのが早い方なんだが、10月とか11月のことですね。 この時期には丸太の端っこを割ったクズ薪だったり、吾が家標準の45cmの薪でも形が歪で薪棚に重ねにくいようなものなど、乾燥期間なんてお構いなしに焚いてしまう。
つまり、11月一杯まではあまり状態の良くない薪、乾燥期間が1年未満の薪でも焚いていたんですが、12月に入ってからは最低でも2年乾燥の薪だけを焚くようになったからなのか、特に火力のあるクヌギを焚いているとデファイアントのガラスは以前よりも汚れなくなった。 薪によっても大分違うようです。 でもアンコールは1年未満の薪でも汚れにくかったんだから、やっぱり何か汚れる理由があるはずです。
過去の記事 で紹介したアンダイアンとガラスの位置関係が下の写真なんですが、デファイアントのデザインは正面パネルが大きくカーヴしているので、ここが色っぽいんですが(笑) アンダイアンを境にしてガラスが急に寄ってきている。
なので、アンダイアンから数センチ離して薪を並べることと、2本のアンダイアンの内側になるべく薪を置くことを心がけて焚いてやれば、ガラスは汚れにくいのではないかとずっと試してみたんですが、でも、それによって多少の汚れにくさは実証できたんだけれども、根本的な改善には至らなく、やはりどうしても煤けてしまう。
これは何かもっと別の要因が絡んでると思い始め、来る日も来る日も燃焼中の様子をじっとながめていました。 汗をかきながらね(笑)
で、たどり着いた結論、て言うか、この時点では仮説でしかないけれど、デファイアントはアンダイアンの巾3cmの左右でガラスまでの距離が大きく変化することが原因ではないか? アンコールは緩いカーヴなのでガラスまでの距離が殆ど違わない。
焚いてる人も薪も同じなのにデファイアントだけが煤ける理由が、このアンダイアンとガラスの角度にあるに違いない。 これまで薪とガラスの距離にばかり気を取られていたんだが、この角度の変化は空気の流れを大きく変えてる筈だ。
せっかくのガラス空気洗浄システムなのに、狭くなった方のクリアランス不足だろう。
ガラスの上部からの空気の多くがアンダイアンにぶつかってしまって、それで中央へ空気が流れてしまうのではないか? なので、アンダイアンの外側は空気が淀んでしまって煤が付着してしまう。 おそらくそう言うことなんじゃないかと思った訳です。
デファイアントのガラスの汚れ方を見ていても、見事なまでにアンダイアンの付け根からガラス端上部へ向かっていつも三角形に汚れているんですよね。
もしこの仮説が正しければ、上からの空気の流れを邪魔しない程度に、アンダイアンをもっとガラスから離してやればいい筈です。
そこで、ちょっとした実験、検証をしてみることにしました。
そしたら? 思ったとおりの結果でした。
長くなったのでいつものように引っ張りますが(笑) でも、このことで手放しで好きになれなかったデファイアントだったんだけれども、もうね、最高に好きになりました。 デファイアントは28畳の吾が家のLDKにもってこいのスケールです。
ガラスの煤け方を改善できる目処が立ち、デファイアントを焚くのがこれまでよりも楽しいものになったし、ガラスが汚れなくなったことで、これからは躊躇無く空気をぎりぎりまで絞って焚けるのがありがたい。
やっぱし、常識にとらわれず何でも自分でやってみるもんですなぁ~
つづく
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