漢方談話 (埼玉県日高市にあります漢方専門薬局 環のブログです)

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日月神示感想文  根菜の伊賀タジン煮

2012-10-12 16:41:15 | 秋の野菜料理
少しでも、安全なものが食べたいという気持ちは、与えられた肉体を維持し、使命を全うするために大事なことだと思います。

チダイズムさんの計測結果からみると、かぼちゃはどうやら放射性物質を吸収しにくいようですね、セシウムですけれど。福島のでさえ出ていませんでしたね。
でも、栗はけっこう出ていることに驚きました。関東の栗には注意とのことです。

実際に計測された数値を教えていただけるのは助かります。

日月神示のお話。「魂の叡智 日月神示 完全ガイド&ナビゲーション」中矢伸一著(おすすめです!)

今、二回目を読んでいますが、読めば読むほど面白い。

日月神示とは、神道における預言書でもあり、与えられた難の意味、それを回避するには心の持ち方が大事ということ、ただ祈ればいいとか、宗教にすがればいいという宗教は間違い。恐怖を煽る考え方や、資本主義社会、自分さえよければいいという時代は終わる、日本人によい食事のとり方などなど生き方の教示であるようです。

予言においては、ともかくとして、生き方として示されている内容がとても興味深い内容でした。頭で読まず、はらで読めとのこと。八通りに読めるとのこと。その人それぞれにあった解釈のしかた、必要なメッセージが与えられているとのことでした。

例えばこんな一文があります
「右の頬打たれたら、左の頬を出せよ、それが無抵抗の平和の元ぢゃと申しているが、その心根をよく洗って見つめよ。それは無抵抗ではないぞ。うたれるようなものを心の中に持っているから打たれるのぞ。まことに居れば、相手が手を振り上げても打つことは出来ん。よく聞き分けてくだされよ。笑って来る赤子の無邪気は打たれんであろうが。これが無抵抗ぞ、世界一家、天下泰平ぢゃ。左の頬を出す愚かさを止めてくだされよ。」

ちょっと面白いと思いました。打たれる理由がある。打たれたからにはまず、自分を見直すことというわけですね。左頬を出している場合じゃないよと。

それから、人というのは生まれ変わりや生きている間にさまざまな罪を犯してしまう、これを借銭(借金)といい、これを返していくことで、身魂が磨かれていくのだそうです。つまり、人から見ると不幸と思われるような、病気やよくないことが起こるのは、借銭を返しているわけで、それによって学び、魂を磨けるのだそうですヨ。めっちゃくちゃポジティブになれますね~~♪世の中には悪い出来事なんかない!というわけですね。


日月神示が日本に与えられたいきさつ
日本書紀などにも見られるように、日本ではたびたび神様からのお言葉が人(巫女など)を介して、伝えられてきた記録が残っているそうです。
最近のお伊勢ブームでも有名となりましたが、伊勢神宮をそこに!と決めたのは、倭姫命に天照大神のご神託がきたからだと伝えられていますように。

それで、余談ですが、古代日本では、女性全員が巫女であったという話もあるくらい、女性というのはそういう感受性が強いんだそうです。(日月神示は男性に降りているけれど)

それから、よく神託をおろすことで有名なのが八幡神なのだそうです。

時は明治
明治維新の政府は欧米を視察してすごいことに気づいてしまったわけです。
国民の心を動かすには宗教(キリスト教)が一番!ということに。

それから、日本は天皇と神道を駆使して神道ヒエラルキーを作ったのだそうですヨ!

国家神道の方針にそぐわない書物は異端とされて、排斥され、それこそはりぼての神道になりさがっていったのだそうです。

それはとは裏腹に、幕末から明治にかけて、新興宗教が芽生えはじめそこに神託がおろされはじめたのだそうです。面白いことにこれが

黒住教、天理教、金光教、など13の宗教。そして大本教。

合気道はこの大本教をベースにしているそうです。
うちの母方の祖母の家系は金光教と縁が深く、親戚が教会をしておりますが、非常にマイナーな神道だとふつつかながら思っておりましたので、まさか、この本で金光教がこんな名だたる宗教だったと知るとは!驚きました。

800年ごとに世界的な大激変が起きているそうで、今まさにこの大激変の時なのだそうです。こんなときこそ、ご神託が降りやすいのだそうです。

それで、話をもどすと黒住教、天理教、金光教、大本教などのはじまりは、ふつ~~~うの主婦や農民にいきなり神がのりうつって、話させたのだそうです。今風にいうとチャネリングなのでしょうか?

それで、金光教などは農民やめて、神のお宮をたててくれやと神様に頼まれてお宮を建てるんですね。それから、民の悩みを聞いて、それを神様にお伺いを立てるという、サイキックヒーラー的な活躍をし、最後を迎えられたのだそうです。すごいではないですか!金光教!知りませんでした・・・・。

天理教のはじまりも面白くて、裕福な農家の奥様に神様が降りたのだそうです。それで、奥様を神代にいただくか、家を壊すかどっちにするね?と聞かれ、ご主人は、「妻をどうぞどうぞ」と。
その後に、家の財産を貧しい人に全て分け与え極貧になるというすごい決断!そのごにその奥様、みきさんは病気治しやお産をスムーズにさせることが出来るようになったのだそうです。

それで、大本教もそういうご神託があるのですが、この話が一番強烈。
ここに下ろされた神示がたくさん記録されていて、その当時大本教にいた岡本天明さんが、大本教の二回目の制圧を受け(非常に大きくなり、貴族が軍の人などもおり、影響力絶大となって二度の制圧を受ける)ここを出たあとに、彼に降りたのがこの日月神示なのだそうですが、画家であり、神主でもあった岡本天明さんには全く読めず、神学者たちなどの協力を得て解読したのだそうです。

日本というのは、世界の雛形なのだそうです。
日本に起きたことが世界に起こる。日本が変われば、世界が変わる。
そういうことも書かれているようです。

それで、二回目にグレンっと世界がひっくり返る(一回目は第二次世界大戦)のが子の年前後10年とされており、過去の予言のあたり方から、子の年から5年前後と解釈されているそうですが、2008年が子の年でその五年後が2013年なのだそうです。
日本人はこういう予言が好きですけれども、どうなのでしょうね。少なくとも私の中では2011年で自分の中はグレンと十分大きくひっくり返されましたが。

日月神示の中には食事についてもかなり細かく書かれているようです。個人的には、ここがとっても気になりました。

こんな一文
「日本には五穀、海のもの、野のもの、山のもの、みな人民の食いて生くべきもの、作らしてあるのぢゃぞ。日本人には、肉類禁物ぢゃぞ。今に食い物の騒動激しくなると申してあること忘れるなよ。今度は共食いとなるから、共食いならんから、今から心鍛えて食い物大切にせよ。

肉類禁物・・・・。

戦後現代栄養学が入ってきて、栄養士なる職業もでてきたわけですが、このバランスというのがどうも盲点でして。なんて、栄養士が言うのもなんですが・・・。

肉、乳製品、卵など動物性たんぱく質が奨励されたのは、アメリカの飼料穀物会社による利潤追求が根にあったという話もあります。
学校給食が、パンと脱脂粉乳を与えられたのも、アメリカで困っていた余剰小麦粉の処分先とも言われるし、その後からたくらまれた輸出先の確保として、日本の給食があてられたとも言われています。

そもそも77年にアメリカのマクガバンリポートで、日本食をアメリカ国民に推奨しているのです。

最近は栄養の問題もありますが、飼育方法、家畜の存在そのものに倫理的な問題を個人的には感じます。
環境的な問題もあります。
牛肉1キロ作るのに、7キロの穀物が必要なこと
豚肉1キロには、4キロの穀物
鶏肉1キロには、2キロの穀物。
世界的に飢餓が問題視される中、食糧難になっていくよといわれる今日、あまるほどの食材をもてあますこととともに、肉食に関しても問われているのかもしれません。

ゼロか100かではなく、適度に食べるとか、動物性たんぱく質の必要量は個人差を見ていく必要があるのではないかと、個人的に感じます。

もう一文、食べ物についての日月神示
「遠くて近いもの一二三の食べ方してみなされよ。運開け、病治って嬉し嬉と輝くぞ。そんなことくらいで、病なおったり、運開けるくらいなら、人民はこんなに苦しまんと申すが、それが理屈と申すもの。理屈悪と申してあるもの」

遠くて近いものというのは、人間より生物学的に遠いものだそうです。動物より魚、魚より植物ということ。
一二三の食べ方というのは、一二三祝詞(47音の祝詞)を唱えながら食べる。つまり47回ほど噛みなさいよということなのだそうです。


それから、最終章にはこれまで示されてきた予言のことが書かれております。これも驚くことが多いのですが、大事なことは、魂を磨くこと。日本が世界のお手本となるために今とる行動などが書かれているように感じました。こんなまとめ方では怒られそうですが・・・・。

開くたびにいろいろな諌めを与えられる一冊であることを感じます。

日本では今、宗教は「悪」なイメージが強いですが、心のよりどころというよりも、生き方の指針としての宗教は大事な役目があるようにも感じます。ただ、他の宗教を邪とするものや、祈ればいいとか、自分や自分の教団さえよければいいという考え方のものは危ないのかもしれません。

日本は、宗教がなくても「生かされている」とか「おかげさま」とか「感謝」とか「お天道様は見ている」という考え方は日本人に根深いもののように感じます。

全然まとまりませんが、こんな感じ終わりです。笑
最後までおつきあいいただき、ありがとうございます!

昨日の夕飯です


大根と牛蒡とこんにゃくの伊賀タジン煮
人参の粒マスサラダ
かまどごはん
卵葱納豆

大根が美味しい季節となりました。
大根は辛味を持ちます。マスタードも辛味をもちます。秋はそんな天然の辛さを少し入れるとよい食事になります。
寒くなると毛穴が閉じて、呼吸器に負担がかかりやすくなるので、辛味の発散効果で、毛穴を開くと肺のお手伝いになります。
でも、辛過ぎるものはNGです。