がらくたどうBlog

模型趣味とその他諸々

1/24 S13 シルビアK`s 製作記 その1

2004年10月14日 | 模型
 仕事も一段落付いてきて、漸く好きなことをする時間も取れてきたので、本格的に模型趣味を復活することにしやした。隠れ家の工房も気が付けば6年ぶりの復活稼働。色々整理してみたんですけど、模型用塗料は60%位がダメになってたり、モーターツールが壊れて買い換える目にあったりと、模型作りを再び始めるには少々手間がかかってしまいましたが、なんとか片付きました。 元々車の模型が趣味なんですけど、作りかけのモノが幾つか在りましたので、どれから手を付けようかと悩んだのですが、制作活動を休止していた期間が長かったので腕の方もかなり鈍くなってると考えまして、取っつきやすい国産車から手を出してみようと決定。「そういや青島教材のS15がリリースされてるはず」と某所に電話してみると「あ!久しぶり~、生きてた?」とか言われてしまいましたが、件のS15のプラモデルキットは既にリリースされているということだったので、送ってくれる様に手配しました。当然、自分の車をミニチュアライズするつもりです。

 で、S15が届くのをジッとまつのも何なので、シルビア好きとしては捨て置けないS13も作ってみることにしました。これは、手持ちのストックにタミヤ製とフジミ製があったのですが、色々比べた結果フジミ製の方が私の印象としてのS13に近かったので、フジミ製1/24シルビアK`sを作ることにしました。何も手を入れずに作るのも寂しいので、現在S13を保有している某氏の飴玉二号を参考にしようと思い立ち、図々しくも本人に三面写真の送付を依頼(笑)。取り敢えずは、その某氏のHPの画像を元に製作をば開始してみました。実は、キットの方はS13即ち前期型なんですけど、某氏のは後期型PS13。しかしながら、最近角目4灯に変更したそうでして、キットもプロジェクターと角目のコンバーチブルになってたので、型の違いはアッサリ解決しました(笑)。リアスポも飴玉二号は未装着ですしこれもラッキー。
 先ずオモムロに箱を開けて中身の確認。ん~、スタイルは良好ですが、同一金型から随分沢山鋳造したらしく、バリやヒケやパーティングラインがド派手です。
赤い部分はパーティングライン


 フロントバンパーが別パーツな上に、先述の通りパーツの精度がガタガタなので、ド派手なパーティングラインを消しつつ、バンパーとボディを何度も仮組摺り合わせを繰り返し、漸くボディとバンパーが繋がったところで、足回りを仮組みして車高チェック。

更にトレッド&アライメントチェック

キット自体はバケットシートとか17インチ径ホイールが付いたカスタム仕様なのですが、車高が高くホイールオフセットも小さくてフェンダーラインよりかなり内側に入ってしまっています。測ってみたと車高を前後1.5mm程度落とし、ホイールはキットに入ってる不要部品扱いの厚手のスペーサーを利用して1.5~2mm程度外に出してやるのが良いようです。

 この辺りの確認を済ませたら再びボディの加工に戻ります。先ずウォッシャーノズルだのエンブレム類だのは磨く時に邪魔なだけなので全て削り落とします。タイヤ&ホイールを外に引き出す事を想定して、フェンダーアーチ部の肉厚を電動リューターでガリガリ削って薄くし、ついでにバンパー部を加工。某氏の飴玉二号はノーマルバンパーに180用リップスポイラーが装着され、更に前置きインタークーラー装着に合わせてバンパー開口部を加工してあるので、こういったところを再現すべくリューターやピラニア(薄刃鋸)やアートナイフや金ヤスリ等を使って加工を施します。このキットのボディ整形色は白なのですが、案の定プラ質が柔らかくリューターの回転速度を5000rpm位に落としても溶けてくるのが困りものでした。赤とか黄とかの整形色ならプラ質が硬くてサクサク削れるから好きなんだけどねぇ・・・・。


取り敢えず手を付けてみたのですが、本物の画像と比べると開口部をもっと大きくしてやる必要がありそうですな。他にもエアロ関係も全て自作しなきゃなんないのですが、そういった面倒な作業を経て完成させると、失神寸前まで絶えたサウナの後に飲む一杯のビールの如き快感が得られるので楽しみでもあるんですよね。ってことで、エアロ関係のラフ図面を書くトコまで済ませて時間切れ。今日の作業はここまでにしました。
コメント
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