今日はF1鈴鹿の決勝が行われました。個人的な思いとしては、今年最もエキサイティングで面白かったレースでした。17番手から怒濤の追い上げで、ファイナルラップでとうとうトップに躍り出てそのままチェッカーを受けたライコネン。最速パッケージの恩恵の大きさっつーのもあるけど、この酒乱野郎は腕も良いですなぁ。今年はレギュレーションの大幅な変更、特にエンジンとタイヤの制限により、チャレンジングなバトルが皆無な状態でしたが、WCも決まったっつー事で、各人攻めた走りをしてくれた結果なんでしょうかね?来年はまたも大幅なレギュ変更があるのでどうなるか判りませんが、希望としてはエキサイティングなレースが見たい。特にタイヤ交換の制限は止めて欲しいな。・・・・って、まだ今年終わってないんですけど(笑)
あ、佐藤ですが、ありゃダメだわ。昔片山右京が「カミカゼ右京」とその特攻アタックを揶揄されて呼ばれてたことがあるけど、佐藤もホント特攻自爆攻撃が多すぎ。昔エディー・アーバインがセナに鈴鹿で特攻を仕掛けたってだけで古舘から「一人IRA」とか「走るイエローカード」とか呼ばれてたけど、今の佐藤は当にこの状態かと思われ。来年のシート確保とか言ってるけど、今回の特攻ではどうも食らったトゥルーリだけではなく、他の欧州系ドライバーからも非難の声が上がってるみたいだし、最悪来年はシート確保どころかスーパーライセンスが発給されないなんて事態になりかねんすよね。
さてさて、話はMP4/8。今月はサクサク作業が進められるはずだったのに、義兄の結婚式・近所の婆さんの通夜&葬儀の手伝い(田舎はまだまだ隣組っぽい自治組織が残ってるので、こういう場合は御近所さんは集合するのです。)が二件連続・更に飛び込みの仕事が入り出向先が遠方だったり、トドメが全然忘れてた知人の家屋新築上棟式の御祝いとか、もう御祝いとお悔やみが交錯するという最悪な迄の忙しさでありました。で、
進んでないんですよと言い訳をかますオレ。やる気はあるけど作業がついてこないのも進まない原因ですかな?
さて、作業の方ですが、モノコックの作業をしております。先ず、キット指定の組み方だとフロントセクションは、
こんな感じでパズルのようにイージーアッセンブリーの接着剤不要ってな感じ。しかし、
・アッパーアームの付け根がオモチャっぽい
・ロワアームのモノコック取り付け位置が微妙に実車と異なる
・ステアリングロッドが相変わらずのタダの棒きれ
・サスアームの組み付け用の穴が大きい
等々の気に入らない点があったので、フロントサスはガレキっぽくアームに真鍮線でピンを打ち、それをモノコックに差し込む方式に変更します。
アームの方は、アライメント調整に問題が出ない様、ノーマル状態での各アーム長と念のためV字型アームの開き角を計測した後に、モノコック接合部付近の余計な物を切り飛ばし、アームに0.6mmの穴を開けてそこに0.5mmの真鍮線を通します。
実はココ、真鍮管ハンダ組みでアームそのものを作り直そうとか思いかけたりもしましたが、結局面倒くさいのでキットのパーツを加工して使用します。
モノコック側ですが、先ず左右とヘッドレスト部分を接着。隙間をアルテコで埋めつつ、更に後々アクティブサス用ダンパーを乗せることになるマウント部を、キットのままでもソコソコ形を出してくれているのをいいことに、アルテコを基本軸に盛り削り面出しによって形状を整えていきます。
モノコック側面のサスやパージボード用の穴は全て塞いでしまいます。今回はパージボードが装着された仕様で作るつもりは全くないので付けないつもり。処理はポリパテで一次処理した後アルテコや瞬着でトドメを刺しておくと、後々の経年劣化が極めて少なくなるっぽい気がします(笑)。
更に
と、サスアーム取り付け部は、一旦アルテコ等で全ての穴を塞いだ後、1.05mm径のピンバイスで慎重に穴を開けます。開けた穴には外径1.0mm内径0.6mmの真鍮管を埋め込んでやります。これしとかないと、モノコックパーツはプラスチック製なので、仮組みを繰り返してる間に穴がバカになって要らぬ苦労をするハメになりがち。この辺りはスケールやディバイダを用いて各部を厳密に管理する必要があります。
何度かアンダートレイやタイヤまで持ち出して仮組みした結果、
漸く良い感じに収まってきました。
アッパーアームの基部が無くなってますが、これはまた後で洋白帯金辺りで自作追加することにします。