がらくたどうBlog

模型趣味とその他諸々

1/24 ポルシェ911GT1 その12

2006年08月24日 | 模型
 久しぶりのカテゴリタイトルです。製作記#は12ということになるみたい。書いてる本人も履歴を見ないと思い出せません。

 ここ最近毎度毎度書いてるんですが、ほんとどうにかして欲しいほどの暑さが続きます。本州の東部以北では既に”朝晩が涼しい”等と異国情緒さえ感じる様な御意見が出ているみたいですが、少なくも九州は大分県の我が家周辺では相変わらずの猛暑&熱帯夜が連日続いております。

 で、暑い中ではありましたが、ちびっとずつでも作業を続けねばと思い、毎夜毎夜チマチマやってた訳ですが、毎夜毎夜汗だくだくでございます。

 プラモ製作ってスポーツだったか???

ってくらゐに汗だく。なんでプラモ作るのに「熱中症には気をつけよう」とか、「水分補給は忘れずに」とか考えてぽカリスェット片手に作業せねばならんのよ?。

 そんな感じでありましたが、漸くリアセクションの作業が終わりましたんでご報告です。



 カウルは固定してしまってのプロポーションモデルで製作なので、上図の点線部より前の方は完成後は全く見えなくなりますので、全く以て適当に色塗っただけ。赤だの白だの指定のあるところも全く以て黒く塗っちゃてますが、一部の金属部はもしかするとチラッと見えることがあるかもしれないと訳の判らない用心をして塗っちゃってますが、多分取り越し苦労に終わると思います。

 ミッションブロックより後ろのオイルキャッチタンクとエアジャッキ&エアジャッキスイッチ、スタビライザー調整用補器付近は牽引バーを除いて全て自作パーツに置き換えてます。真鍮管や洋白線に一部鉄道模型用金属パーツを組み合わせてエアジャッキスイッチとスタビ用補器(だと思われる)を製作。エアジャッキ本体はプラ棒の簡易旋盤加工でオイルキャッチタンクは積層プラ版と伸ばしランナーを組み合わせて製作してます。

 配管についてですが、オイルキャッチタンクから前方&後方に伸びてるグレーの線が真鍮布巻き線を焼き鈍して先端に穴を開けてパイプに見せかけてます。ミッションブロック方面に延びてる透明な管は手芸用の透明ゴム線。ビニールチューブやテグスと違って剛性が無いのでコレが意外と使いやすい。メッシュワイヤーはモデラーズ製で他のコード類も全てモデラーズ製を使用。配線を束ねるストラップは極細の銅線を使用して縛り付け、黒く塗って処理してます。

 エキパイに関しては、曲がりのないテールエンド部のみ3mm径の真鍮感をハンダメッキしてクリアーを吹いてから自家調色の各種クリアー色で焼け色処理をしてます。詳しくは表の掲示板にUPしてありますが、ただグラデかけて吹くのではなく、或る程度派手目に色を乗せてから薄め液を吹き付けて余分な色を溶かし流します。このとき流し方を中途半端にしてやると所謂筆塗りにおける”ブレンディング”と同じ状態になるんですが、この中途半端加減は文章では説明しがたいです。すんま屁。エキパイのパイプフレームへの固定は、市販の極細(0.2mm線の1mm径巻き)スプリングを使用。先の真鍮布巻き線やこのスプリングなど、模型に金属線を使うときは一旦真っ赤になるまで焼いてから使用すると、まるでハンダみたいに柔らかくなって使い道が広がりますし作業も楽になります。

 さて、文章で書くと1エントリー分ですが、作業的にチマチマ度が激高だった為、シャツとパンツだけで作業して冷風機を作動させていても、シャツとパンツの色が全面変わってしまうほど汗かいてしまいました。特に配管とスプリングによるエキパイの固定作業では何度かキレかけたので、その反動からか目下益々ヤル気が低下してます(笑。

 更に、汗だくになって当てのない殺意さえ抱きながら作業した割には報われない気がする。試しにお蔵行き決定のハッチサンのバディを被せてみますと・・・・

殆ど見えない!(笑

 無理矢理フラッシュまで焚いてやると

何とか見えてくれる。でも基本的には誰にも気づかれない作業となったようで・・・・。この報われ無さ度は



↑この人並みの報われない自己満足の世界かと思ったりするが、
世の中、特に1/43世界のエキスパートな御仁の中には、この数十倍の労力を費やして、完成後は全くと言って良いほど見えない部分に魂を注ぐ、本気でエイハブな方が沢山居るのだからスゲェ話です(笑


でも、作った本人がこうやって自分で手作り施した箇所を見て、ほくそ笑むお楽しみこそが、模型製作趣味の王道なのかもしれません。車模型ってボディーはテカテカで仕上げるので、メカ部は逆に油っぽさというか機械っぽさというか、雑然とした纏まりなんだよそれ笑といったものが感じられると、程良いコントラストが出て良い気がするんですがどうでしょう?

 さぁ、次は内装だな。
コメント (7)
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