台風一過です。猛烈な台風とか非常に強い台風とか91年の19号以来とか散々脅されましたが、
面積が並程度だったお陰で、私が住むエリアはさしたる被害もなく、我が家もさしたる被害無し。
ただ、歩合手取り取っ払い関係の仕事が一件キャンセルになったお陰で、その点だけは被害といえば被害でございました。
そのキャンセルになった仕事のお陰もあったんですが、台風の最中に一週間ぶりくらいで模型製作の時間が出来てしまったので、
これまた久々に数時間レベルで没頭できたので、一気にシャーシを完成させることが出来ました。やれば出来るやんオレ(笑)
うっわーーーーー小汚ぇぇぇ!
とか言わない言わない。
「足なんて飾りです!偉い人にはそれがワカランのですよ」
という名台詞があるくらいです。完成後に見えるところだけやりゃぁ良いんですよコンセプトって事で。
見えないとこなんて接着剤はみ出させてガッツリ固定してたりします。後部ファイアウォール後方のエアダクトとか、
その周辺がガビガビになってますが、カウル固定の為に、カウル裏に補強をカマして有るんですが、
それが合体時に干渉してしまうので、リューターで勢いガリガリやったので、その傷跡でございます。
ところで、何度もしつこく書いていますが、このキットの特徴は、組み立て自体は非常に簡単で、
パーツ数はそこそこあるしフルディテール状態でのキット化故に面倒くさそうに見えて、
実際は高精度のお陰もあって実にストレス無く組み立てることが出来ます。反面、塗り分けがヒジョーーーーーーに多く、
1/43とか1/32とかならともかかく1/24というスケール故に筆塗りで済ませ難い箇所も多いため、
組み立てよりも塗装の時間の方が遙かに長く、マスキング作業も猛烈とか非常に強いというレベルで多いのです。
組み立て説明書の塗装指示が抜けてる箇所が有るわけですから、タミヤをしてもそうしたミスが生じてしまうほどに、
塗り分けが多いとこだけはこのキットを作るときには覚悟が要りますね。そして更に、
インストの指示通りだけだと、完成品ミニカーには無い”スケールモデルらしさ”が出にくいので、
X-18と指示されている箇所でも、トーンや艶や吹き加減を変えて表現することになるので、面倒くささも一入です。
なんでしつこく書くかというと、もうシャーシセクションの塗装は終わったと思いこんでいたら、
ダッシュボードの上に何やら丸いモールドがありまして、そこだけ艶消し白の塗装指示があるんですが、
見事に見落としておりまして、これだけのためにコンプ動かしてブラシに白入れてポンチでマスキングテープ打ち抜いて、
ピンポイントマスキングの上からちょこっと、それこそパンツにちょこっと付いちゃったスジウンコレベルのちょこっと程度を塗装するハメに・・・・。
でも、今度こそホントに塗装は終わりです。シャーシだけですけど(笑)。
フロントのインテイクも2006/05/08付けのエントリーで紹介したメッシュパーツに、真鍮板から削り出したジャッキステーをハンダ付けして、
これを塗装してインテークパーツに装着。メッシュの塗装では、少々塗料が濃かったらしく、
一部のメッシュ穴が塗料で塞がってしまってますが、微々たるもんだし組んでしまえば目立たないし
チマチマ穴開けるのも面倒くさいのでスルーです。左右のブレーキダクトにも#80黒メッシュを貼り込んでおきました。
真ん中の大きな枠付きメッシュは、工作時のエントリーでも書きましたが、実車では正方メッシュになってます。
当時手持ちに正方が無かったので、仕方なく菱形を使用しましたが、その後締め切りを大幅に超えた状況下に於いて
正方を入手することが出来たにも拘わらず、作り直すのも面倒なので結局菱形のままになっとります。
フロントのホイールハウス内側は、キットのインスト指示や実車資料でもボディー色と同じ白が指定されてるのですが、
実際に白で作るとブレーキホースだのダクトホースだのセンサーコードだのといった配線類のオミットぶりが判りやすくなってますので、
それらを自作するのが面倒になったので、ここは黒一色で塗る事にしました。たとえ白く塗っても外からはタイヤの陰になって見えないし、
黒く塗りつぶしても特に問題は感じません。
尚、シャーシが両面使用の構成の上にフルディテールが基本という構成故、ケースに固定するためのボルト用のナットを
どこに埋め込むか非常に苦慮したのですが、ガッツリ固定は難しいと判断し、フロントの左右アップライトの中間付近に穴を開け、
そこにナットを仕込むことにしました。巧くやればセンターコンソールの裏付近に仕込むことが出来たのかも知れませんが・・・・。
コクピットも完成しました。
前回の作業からの進行としましては、先ず左右のドアパーツに接着するロールゲージのパーツの前方の一部を白く塗装、
左右のゲージを繋ぐ横のバーも白く塗装、折角塗ったけどダッシュを組むと殆どというか全く見えなくなるので実に無駄な作業でした(笑)
。で、見えるところのダッシュ上の白丸を忘れてて、これは後から塗装を足しました。
ダッシュボードは、コクピットが熱いからか、導風パイプが有りますので、これを接着。
このパイプのパーツはムクになってますので、先端部をピンバイスで穿って穴を彫り、穴の中を黒く塗ってパイプらしく見えるように加工してます。
メーターパネルはデカールを貼って、
「さらば!愛と青春のハンブロール」記念
にハンブロールのエナメルクリアーでコートしただけです。
印刷されてるスイッチ類、当初は穴開けてピンやら伸ばしランナーやら埋め込んでとか考えましたが、
結局面倒くさくてデカールのみです。ハンブロール、エレールと共に終焉を迎えちゃったんだってね・・・。
アルクラッドやらスーパーメタルカラーが登場する前は、ここのエナメル金属色の発色が図抜けていて好きだったんですけどねぇ。
エレールのキットはキットなのかスクラッチビルド用の型付きプラ板なのか判らないようなキットばかりだったので好きじゃありませんでしたけど。
話戻してダッシュボード。センターコンソールは、以前紹介したようにカーボン目をストッキングで入れて、
各スイッチ類は筆塗り。スイッチ下には「バカなドライバーでも何のスイッチか判るように貼られた注意書き」がありますので、
細切れにしたモデラーズのマスキングテープを貼ってみました。ランダムな感じが
「メカニックのオッサンがペタペタ貼りました」感
が出て私的には良い感じだと思うけど、
傍目には「もっと綺麗に揃えて貼れよ!」と言われそうな気がせんでもない。このコンソール裏には、
コクピット内各所から湧いて出てる配線類の先端を熱収縮チューブで纏めてくっつけてます。
右サイドのゼッケンプレートは、キットのパーツでは厚すぎるので、エバグリの0.2mmプラ板で作り直しました。
そういや、エバグリのプラ材も原油高の影響で定価が一律100円UPしちゃいましたね。
最後に、ファイアーウォール前後でシャーシは分割されているため歪み防止を兼ねて、前後のパーツを定盤上にて仮固定し、
エポキシ接着剤でガッツリ固定してあります。エポキシは流動性があるので、最低五分はパーツ接合部を押さえておかないと、
間が広げられてしまうので若干注意が必要です。
さぁ、やっとボディーの磨き作業に入れます。大分長いこと放置してあるため肉痩せが非常に気になりますが、
取り敢えずボチボチと磨き始めることにします。
ボディー周辺、特にクリアーパーツには、クリアーレッドやオレンジの塗装だけではなく、金属系色での縁取りとか、
ウィンカー内部と天井のインテークとリアウィングステー根本とサイド窓後方のバルジに半艶黒を塗ったりとか、
ミラーの反射鏡を作ったりとか、細々した塗り分けや工作がかなり有りますので、完成まではもう少し時間がかかりそうです。
でも、残り少なくなったパーツの数に、何となく安堵を感じるのでありました。
面積が並程度だったお陰で、私が住むエリアはさしたる被害もなく、我が家もさしたる被害無し。
ただ、歩合手取り取っ払い関係の仕事が一件キャンセルになったお陰で、その点だけは被害といえば被害でございました。
そのキャンセルになった仕事のお陰もあったんですが、台風の最中に一週間ぶりくらいで模型製作の時間が出来てしまったので、
これまた久々に数時間レベルで没頭できたので、一気にシャーシを完成させることが出来ました。やれば出来るやんオレ(笑)
うっわーーーーー小汚ぇぇぇ!
とか言わない言わない。
「足なんて飾りです!偉い人にはそれがワカランのですよ」
という名台詞があるくらいです。完成後に見えるところだけやりゃぁ良いんですよコンセプトって事で。
見えないとこなんて接着剤はみ出させてガッツリ固定してたりします。後部ファイアウォール後方のエアダクトとか、
その周辺がガビガビになってますが、カウル固定の為に、カウル裏に補強をカマして有るんですが、
それが合体時に干渉してしまうので、リューターで勢いガリガリやったので、その傷跡でございます。
ところで、何度もしつこく書いていますが、このキットの特徴は、組み立て自体は非常に簡単で、
パーツ数はそこそこあるしフルディテール状態でのキット化故に面倒くさそうに見えて、
実際は高精度のお陰もあって実にストレス無く組み立てることが出来ます。反面、塗り分けがヒジョーーーーーーに多く、
1/43とか1/32とかならともかかく1/24というスケール故に筆塗りで済ませ難い箇所も多いため、
組み立てよりも塗装の時間の方が遙かに長く、マスキング作業も猛烈とか非常に強いというレベルで多いのです。
組み立て説明書の塗装指示が抜けてる箇所が有るわけですから、タミヤをしてもそうしたミスが生じてしまうほどに、
塗り分けが多いとこだけはこのキットを作るときには覚悟が要りますね。そして更に、
インストの指示通りだけだと、完成品ミニカーには無い”スケールモデルらしさ”が出にくいので、
X-18と指示されている箇所でも、トーンや艶や吹き加減を変えて表現することになるので、面倒くささも一入です。
なんでしつこく書くかというと、もうシャーシセクションの塗装は終わったと思いこんでいたら、
ダッシュボードの上に何やら丸いモールドがありまして、そこだけ艶消し白の塗装指示があるんですが、
見事に見落としておりまして、これだけのためにコンプ動かしてブラシに白入れてポンチでマスキングテープ打ち抜いて、
ピンポイントマスキングの上からちょこっと、それこそパンツにちょこっと付いちゃったスジウンコレベルのちょこっと程度を塗装するハメに・・・・。
でも、今度こそホントに塗装は終わりです。シャーシだけですけど(笑)。
フロントのインテイクも2006/05/08付けのエントリーで紹介したメッシュパーツに、真鍮板から削り出したジャッキステーをハンダ付けして、
これを塗装してインテークパーツに装着。メッシュの塗装では、少々塗料が濃かったらしく、
一部のメッシュ穴が塗料で塞がってしまってますが、微々たるもんだし組んでしまえば目立たないし
チマチマ穴開けるのも面倒くさいのでスルーです。左右のブレーキダクトにも#80黒メッシュを貼り込んでおきました。
真ん中の大きな枠付きメッシュは、工作時のエントリーでも書きましたが、実車では正方メッシュになってます。
当時手持ちに正方が無かったので、仕方なく菱形を使用しましたが、その後締め切りを大幅に超えた状況下に於いて
正方を入手することが出来たにも拘わらず、作り直すのも面倒なので結局菱形のままになっとります。
フロントのホイールハウス内側は、キットのインスト指示や実車資料でもボディー色と同じ白が指定されてるのですが、
実際に白で作るとブレーキホースだのダクトホースだのセンサーコードだのといった配線類のオミットぶりが判りやすくなってますので、
それらを自作するのが面倒になったので、ここは黒一色で塗る事にしました。たとえ白く塗っても外からはタイヤの陰になって見えないし、
黒く塗りつぶしても特に問題は感じません。
尚、シャーシが両面使用の構成の上にフルディテールが基本という構成故、ケースに固定するためのボルト用のナットを
どこに埋め込むか非常に苦慮したのですが、ガッツリ固定は難しいと判断し、フロントの左右アップライトの中間付近に穴を開け、
そこにナットを仕込むことにしました。巧くやればセンターコンソールの裏付近に仕込むことが出来たのかも知れませんが・・・・。
コクピットも完成しました。
前回の作業からの進行としましては、先ず左右のドアパーツに接着するロールゲージのパーツの前方の一部を白く塗装、
左右のゲージを繋ぐ横のバーも白く塗装、折角塗ったけどダッシュを組むと殆どというか全く見えなくなるので実に無駄な作業でした(笑)
。で、見えるところのダッシュ上の白丸を忘れてて、これは後から塗装を足しました。
ダッシュボードは、コクピットが熱いからか、導風パイプが有りますので、これを接着。
このパイプのパーツはムクになってますので、先端部をピンバイスで穿って穴を彫り、穴の中を黒く塗ってパイプらしく見えるように加工してます。
メーターパネルはデカールを貼って、
「さらば!愛と青春のハンブロール」記念
にハンブロールのエナメルクリアーでコートしただけです。
印刷されてるスイッチ類、当初は穴開けてピンやら伸ばしランナーやら埋め込んでとか考えましたが、
結局面倒くさくてデカールのみです。ハンブロール、エレールと共に終焉を迎えちゃったんだってね・・・。
アルクラッドやらスーパーメタルカラーが登場する前は、ここのエナメル金属色の発色が図抜けていて好きだったんですけどねぇ。
エレールのキットはキットなのかスクラッチビルド用の型付きプラ板なのか判らないようなキットばかりだったので好きじゃありませんでしたけど。
話戻してダッシュボード。センターコンソールは、以前紹介したようにカーボン目をストッキングで入れて、
各スイッチ類は筆塗り。スイッチ下には「バカなドライバーでも何のスイッチか判るように貼られた注意書き」がありますので、
細切れにしたモデラーズのマスキングテープを貼ってみました。ランダムな感じが
「メカニックのオッサンがペタペタ貼りました」感
が出て私的には良い感じだと思うけど、
傍目には「もっと綺麗に揃えて貼れよ!」と言われそうな気がせんでもない。このコンソール裏には、
コクピット内各所から湧いて出てる配線類の先端を熱収縮チューブで纏めてくっつけてます。
右サイドのゼッケンプレートは、キットのパーツでは厚すぎるので、エバグリの0.2mmプラ板で作り直しました。
そういや、エバグリのプラ材も原油高の影響で定価が一律100円UPしちゃいましたね。
最後に、ファイアーウォール前後でシャーシは分割されているため歪み防止を兼ねて、前後のパーツを定盤上にて仮固定し、
エポキシ接着剤でガッツリ固定してあります。エポキシは流動性があるので、最低五分はパーツ接合部を押さえておかないと、
間が広げられてしまうので若干注意が必要です。
さぁ、やっとボディーの磨き作業に入れます。大分長いこと放置してあるため肉痩せが非常に気になりますが、
取り敢えずボチボチと磨き始めることにします。
ボディー周辺、特にクリアーパーツには、クリアーレッドやオレンジの塗装だけではなく、金属系色での縁取りとか、
ウィンカー内部と天井のインテークとリアウィングステー根本とサイド窓後方のバルジに半艶黒を塗ったりとか、
ミラーの反射鏡を作ったりとか、細々した塗り分けや工作がかなり有りますので、完成まではもう少し時間がかかりそうです。
でも、残り少なくなったパーツの数に、何となく安堵を感じるのでありました。