がらくたどうBlog

模型趣味とその他諸々

1/24 NISSAN SILVIA(AOSHIMA) [1]

2007年08月25日 | 模型
 先生!子供って、このクソ暑い中、どうしてあんなに走り回って電池切れしないんですか?
日向に行くと五分でクタばるオッサンより、よっぽどスゴイ労働力になりそうだとか思ったら
児童福祉法がどうとかで怒られそうな世相に無理矢理憤る二児の父ちゃん@河童です。

 さて、先日もったいぶった浮気ネタですが、正体は
 
↑アオシマのPS13シルビアのカスタム版です。ジゴロなんとかってーのは先月の出張の際に
都会流の割引に釣られて購入し、もう一個のヴェルテックスのは先日地元模型店で発見してサルベージしてきたものです。
ずーーっと前、模型趣味に出戻って最初に友人のPS13を参考に一台作ったことあるんですが、あれはフジミ製でした。
今回のはアオシマ製です。
 今更ですが、日産のシルビアという車に関しては、私にとって思い入れの強い車でして、恥ずかしながら
18で免許取ってから今に至るまで、シルビアを所有していない期間が全くありません(笑。流石にこの年でシルビアだけでは
色々不都合も多いので、普段は違う車(下駄用の軽自動車とか民族大移動用のファミリーカーとか)を使ってるんですが、
どうにも手放せず未だに所有歴更新中。
流石に1モデルを20年近く維持してるような筋金入りじゃぁないんですが、最初がUS12型、次がS13型、
で今はS15型という所有歴を経ております。でもね、結構似たような人全国には居るんですよ。これ本気と書いてマジな話。
私も今や幽霊会員となっては居ますが、全国規模のオーナーズクラブに参加してるんですけど、そこの規模ったら
会員数2000オーバー(笑
そこらの学校の全校生徒数なんか簡単に凌駕する数です。まぁ、現状も乗り続けてる会員さんばかりじゃないので、
実数は多分半分くらいなんだろうけど、このクラブが時々全国規模のオフミやるときなんざ、
サーキット貸し切って開催して、サーキットのみならず周辺の道路がシルビアだらけになるというのはホントの話。


 で、アオシマのS13ですが、ノーマルタイプとエンジン付きとCA搭載のS13とが
先行してリリースされてたんですが、
どうせカスタム版が出るはずとスルーしていまして、今回立て続けにカスタム版が出てきたので、待ってましたとばかりに買ったのでした。
大体、デビューして20年近く経つ車でして、街中で見かけてもノーマル状態で乗られてるS13の方が珍しいわけで、
ノーマル版を改造してエアロ作るより、最初からエアロがセットになったのを買った方が面倒くさくなくて良いって事で待ってた訳ですな。

 買ったは良いけど暫く積んどくつもりだったんですが、ひょんな事から
何かを変な色で塗ってみたい病
の発作が突然起きてしまい、そのタイミングでヴェルテックス仕様のキットと出遭ったのが運の尽きって感じです。

 と、早速と製作を始めるわけですが、仮組みをしてみたところ、車高調整に、アオシマ特有のシャーシ構造のせいで若干修正が居ることと、
これまたアオシマ特有のヘッドライト回りのパーツ分割構造の影響で、少々面倒くさいポイントが有るものの、
全体としては流石に近代設計で製品化されたキットだけあって、フジミ製やタミヤ製に比べて圧倒的に組みやすいです。
 しかしながら、シャーシがS15と共通で有る故に燃タンがオミットされてたり、リアフェンダー上のアンテナが省かれてたりもしますし、
大径ホイール前提で設計されてるのか、フェンダーアーチも大きく取られていたりして、そういう意味では決定版というわけでは無い感じです。
我が家にはシルヲタのご多分に漏れず、S13型ならタミヤやフジミのs13もゴロゴロ積まれてるんですが、
アオシマのリリース情報を知ったときは、其奴ら全部永遠に積まれっぱなしになるなーとか思ってたんですが、
結局どのメーカーのもそれぞれに生き残る道が、良くも悪くも出来てしまったってとこでしょうか。

 さて、あまりに御託並べて長文ダラダラかましてると、何のエントリーだか判らなくなるので製作記。

本当に思いつきでイキナリ始めちゃったので、勢いのまま工程はかなり進んでしまってます。
こういうのは取り敢えずボディー塗るところまでの勢いだけは重んじたいとばかりに、ブログ用の画像もロクに撮らずに進めてしまいました。

 両キットとも、ノーマル版にエアロバンパーやサイドステップをくっ付けていく構成なんですが、
エアロとボディーの合わせが、新作キットにしては意外と悪いです。特に、バランバランのフロント回りは、
最初塗装のことを考えて、全部くっ付けてから塗装しようかと思いましたが、仮組み時に色々試した結果、
ボンネット含めて最後に組み付けた方が調整がし易いみたいなので、ボンネットとバンパーとライト基部は、
全てバラしたままで進めてます。
 又、サイドステップは、実車の被せ式であることを無視して貼り付け式構造なので、

↑各フェンダー内側の取り付け基部は、パテ埋めして均しておくと被せ型に見えるようになるかと思います。

 また、ジゴロ仕様ってのも、まともにキット指定で作ろうにうも、ジゴロとか治五郎とかってのが
サッパリ私には判りません(っつーか知らない)ので、漫画は無視して頭の悪そうなオバフェン仕様のS13として作るんですが、
その頭悪そうなオバフェンがリア給油口を中途半端に塞いでしまうため
「流石に給油出来んだろ?」
と、丁度シャーシに燃タンがオミットされていることを良いことに、トランク内に安全タンクでも積んでろ!って感じで、
潔く給油口のモールドを埋めて消しておきました。

また、両車とも矢印で示したリアバンパーとボディーの繋がりがかなり悪く段差が生じてしまうため、
ポリパテで修正し、分割線は彫り直してます。

 あと、これまたジゴロ仕様ですが、キット指定だとボディー外周を一周するオバフェンデカバンエアロに対して、
ボンネットがあまりにノーマルなので、先述のオーナーズクラブに登録されてる数多のS13の画像から
よさそうなボンネットデザインを参考にエアアウトレットを追加してみました。パーツにコの字型の切り込みを入れて押し下げ、
周囲を1.2mmプラ板からの削り出しで囲んで作ってます。難しそうに見えて寸法さえキチンと測れば意外と簡単。
 

 追加工作としてはこの程度ですが、キットのボディーパーツのアウトラインの中で、
ルーフにパーティングラインが入ってると同時に

↑パーティングラインに沿うパネルラインが、ちょっとエッジ立ちすぎて気に入らなかったので、
エッジを僅かに落としてます。


 さて、後々に不安を残したような曖昧な仮組みと、適当さと思い付きに依るボディー修正が終わったところで早速下地塗装。
 先ず、いつものようにタミヤのサーフェーサーをやや薄めに全体に吹き、小傷やヒケ等の不良箇所を確認修正。
ついでに全体を600番のペーパーで均して面出しを行い、次にクレオスの1000サフでサフ面を構築し1500番でサンディング。

 次に下地塗装に入るわけですが、此処までは根幹が同じキットだけに、同じように進めてきたのに対して、工程が二手に分かれます。

 先ずヴェルテックス仕様ですが、上塗りを考慮して先ずは黒で塗装。フィニッシャーズのピュアブラックです。


 次に、治五郎仕様改のオバフェン版は、原色のシアン・マゼンタ・イエロー・ヴァイオレットを少しマゼンタ多めにして混色し、
そこにフィニッシャーズのファンデーション白を加えてほんのり赤みのあるグレーで塗装。これも上塗りの為のベースカラーなんですが、
そもそもコッチのボディーには、今まで作業したこと無いややこしい色を試すので、最終的な仕上がりを予測した上で、
逆算してベースカラーを決めた"つもり"なんですが、この下地で巧くいくかは全く未知だったりします。要するに博打っすね。

なんか、独軍高速移動用車両sdkfz/s13って感じの色ですな。

 さて、次回はボディー塗装なんですが、どっちもかなり手間が掛かる予定。どういう塗装をするつもりか、
この下地色で予想が付きますでしょうか?取り敢えずヴェルテックスの方は製作を中止する様な事は無いと思いますが、
治五郎仕様の方は、事と次第によってはお星様か実験君に成り下がって製作記からは消滅するかも知れません(笑。

さて、どうなるやら・・・・
コメント (2)
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