がらくたどうBlog

模型趣味とその他諸々

1/20 LOTUS 95T 【1】

2007年10月24日 | 模型
 ども!子供の誕生日に何が欲しいか聞いたらプリキュアのキュアドリームのドリームトーチが欲しいとか
訳判らないことを我が娘が言うようになってしまって困惑中の@河童です。で、その商品ですが、ネットで調べると
バンダイ yes!プリキュア5 ドリームトーチ
↑こんなやつ。要するに今時のセーラームーンみたいなアニメの主人公が持ってる御約束アイテムらしいんです。
で、父ちゃん買ってあげましたよ~。我が娘大喜びです。早速箱を開けております。取り出しました!。
ウンともスンとも言いません!
説明書を見ると
電池は別売りです!
との能書きが・・・。
入れておいてやれよバンダイ!
でも父ちゃんは家電とかA&Vとかの趣味があるので、電池のストックは欠かしたことがありません(笑
娘よ!こんな趣味人の父ちゃんで良かったな~♪
さっそく電池を入れてやると、賑々しいサウンドと共にペカペカ光っております。台詞も出ます。
でも何か足りない気がする。
説明書を、まだ識字能力が殆ど無い我が娘の替わりに読んでみました。
別売りの「プリキュアシンフォニー」と合体させると、特別な台詞とサウンドが楽しめるようになります」
・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・キ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・キキ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・キキキ
キタ━━━( ´∀`)・ω・) ゜Д゜)゜∀゜)・∀・) ̄ー ̄)´_ゝ`)━━━!!!
あれですよ、所謂一つの「別売り」攻撃ですよ。まーーーだこの業界は
こういうツマんねぇ事やってんすねぇ。ったく、船のプラモ買わせておいて
モーターは別売り
とか、車のプラモ買わせておいて
モーターは別売り&ムギ球は別売り
とか、私も子供の頃に散々苦汁を飲まされた攻撃ですよ奥さん。世代を超えたシンパシー♪^^;;
 でね、まぁ正直言ってプラモ買うのと大して変わらない額なので、そのシンフォニーとやらを
買ってやることは全然難しくないわけですが、やたらと物を買い与えるのは如何な物かと、
テメェは作りもしないキットをバカスカ買い漁ってるクセに、我が子にはこんな大人になるなよっつー感じで、
やはり買い足すのはマズイだろうと。バンダイの商法に乗せられるのもムカつくし。
ちなみにシンフォニーってのは
バンダイ プリキュアシンフォニー
↑こんなの。五人の戦士の武器が勢揃いだそうです(笑
 でね、近所のショッピングモールの玩具売り場で色々調べてみた結果w、
どうやらシンフォニーってのは単なる樹脂製のアタッチメントで、通電体でもなければ、そもそも
電子的な機構は一切入っていないことが判明。っつーことは、声や音の電子デバイスはコアである
ドリームトーチに有るっつーことで、娘がお昼寝してる間にトーチを分解(笑。調べた結果、
合体させることで常断してるスイッチが入って特別な音と声が鳴るって仕組みであることが判りました。
 つまり、別売りのシンフォニーを買わなくても、この常断されてるスイッチを常接にすりゃぁいいという単純な話でして、
んなもんタメオのキットのウィングをハンダ組みするより遙かに簡単な仕事ですがな。
お昼寝から起きる前に改造完了。起きた娘がトーチで遊ぶと、見事に今まで出なかった声と音がでて大はしゃぎです。
娘よ!模型好きの父ちゃんで良かったな~♪
これがね、ムカつくほど賑やかな声と音なのよ。
「二つ買って6000円のお買い上げ~マイドアリ」
っていう
メーカーからの謝辞のつもりでしょうか?ちっちゃい子のオモチャなんだから、単体で全機能が使えるようにしといてやれよ。


 さて、前振りはこのくらいで本題。
 F1を作ろうと意気込んだ者の、作りかけで放置してるのを再開するには大人の事情で気が乗らないので、
今年初めにリリースされたスタジオのロータス95Tを作ることに決定。仕様は一応カナダ仕様というのを買いましたが、
ここのキットは○○仕様ってのを気にし出すと完成しなくなるだけなので、そういうのは隠し味程度に考えて進めます。
ドライバーはアンジェリスでつくるべきなのかも知れませんが、USAGPだったかガス欠で車を押してゴールした印象から
ナイジェル・マンセルにて製作です。

 キット自体は同社のオーソドックスなパーツ構成に準じてます。

以前のエントリーで紹介したとおり、組むだけなら大した修正も要らずにスンナリ組めてしまいます。
正直スタジオのキットらしからぬ組みやすさ。ただし、スジ彫りは相変わらずガタガタですし、
メタルパーツの鋳造状態も良いと言えるわけでもないですし、資料と比べながらチェックしていくと
これから色々出てくるかも知れませんが。

 で、早速と気になった点。

アンダーパネルのパーツもレジン製なのですが、これが非常にぶ厚いのです。仮組みしてみると
アンダーパネルだけで1mm強の厚みがあります。資料写真見るとそんな厚みはありませんし、
アンダーパネルパーツはノーズ先端まで伸びてるんですが、そもそもコクピット脇からノーズにかけてはキットのような
分割ラインは入らないんですが、ここは組み立ての便宜性とアンダーパネルパーツの強度確保の為に
斯様な厚みになったんじゃないかと思います。

 で、先ずはここを薄くしようということで、ディフューザー部を除いてt0.5mmの真鍮板に置き換えました。

 キットのアンダートレイを元に真鍮板に罫描きを入れて、それに沿って#0の糸鋸で切り出してます。
不器用なので、コレ一枚切り出すために、鋸刃を三本破断させました(笑。効率悪すぎです。

 で、ディフューザー部も金属板からとか思いましたが、面倒くさいのと、このディフューザー部が
エンジン&ミッションのパーツの取り付けの治具の役目も担ってるってことで、この部分だけキットのパーツを使用します。

ディフューザー加工の前に、ボディーとアンダーパネルのラインの整合を整えるべく仮組みします。
仮組みに際して、キット付属のタッピングビスで自作パネルをボディーに仮固定。パネルが薄くなったことで
ビスの頭が収まりませんので、後ほど時計ネジによる固定に変更しますが、その前にボディーパーツと
アンダーパネルの摺り合わせをキッチリ行っておく必要があるので、先ずはタッピングでガッチリ固定してから擦り合わせていきます。

 ボディーとの摺り合わせがOKになったら、今度はディフューザー部の処理。
キットのレジン製パネルからディフューザー部のみ切り取り

↑の様に加工して、自作パネルとレジン製ディフューザーの厚みの違いから出る辻褄の合わない部分を解消させつつ
両者の接合時の強度をビス止めにて先ずは確保。

 金属とレジンということで固定はビスにしましたが、当然継ぎ目が盛大ですので、
最終的にはパテ埋めして継ぎ目消しを行います。

 で、改めてボディーと仮組みしてみたのが↓の画像
 
 t0.5でもまだ厚みを感じましたので、この後エッジを斜めにテーパー付く様切削しておきました。
t0.3mmでってのも考えましたけど、モノがデカイので強度的にはt0.5かな?って事で。

 さぁ、この調子でサクサク進めるぞ~と行きたいとこですが、このブログでそういう順調な展開はあり得ないわけでして、
案の定先日のエントリーで書いたとおり、引っ越しやら何やらで忙しくなっちゃうため、
次回の製作記は来月頭となると思います。それまでは、また妙なネタで繋ぐしかない・・・。すんません。
コメント (12)
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