先日皆既月食がありましたが、その説明は大体下の図のようです。(うちにある中学理科の参考書)
でもこれだと、満月のたびに月食になるんじゃないかと思ってしまう。
ところが、これの右に小さく、「満月のたびに月食が起こらないのは、月の公転軌道面と地球の公転軌道面とが約5°傾いているためである」と書いてあります。…でもねえ、5°ねえ…。
しかし、別のページに月・地球の大きさや地球からの距離が書いてあり、大体月の直径は地球の直径の0.27倍(上の絵はそうなっている)、月地球間の距離はその月の直径の約110倍(上の絵はそうなっていない)…と分かります。
まあ、参考書ではそんなに遠くに描けないから月を近くに描いてるわけで、それで、月・地球の大きさと距離を実際の感じで表現してみると…
左の黄色いのが地球で、直径約3.4㎝のリップバームの入れ物。右端の黄色いポッチが9㎜の月。1メートル離れてます。
↑地球 ↑月
あー、これなら5°傾いていたらなかなか地球の影には入らないかも…。と思った次第でした。
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