この綺麗な銀色の穂をつけているのがチガヤです。
水道橋にある東京ヴォーグ学園で、かご作りでは有名な、本も色々出しておられる高宮紀子先生の講座があるというので早速申し込みました。
そこでは各人好きなものを作れるということで、アケビのつるやクルミの樹皮でかごを作る人もいましたが、私はアフリカのかご(イメージとしてこういう感じ↓)を希望。
しかしなぜか最初にチガヤのかごになりました…。私がチガヤを見つけて聞いたのがいけないのですが…。まあ、あちらでも生えている草をとってきて編んでるはずで…。
茅は、その銀の穂を上に引っ張ると面白いようにすっと抜けて、どんどん沢山採れます。それを乾かします。それでいざ下のように麻ひもでコイリングしていくのですが、乾いていると茎はポキポキ折れるので水につけて湿らせてから編んでいきます。そこら中濡れるし、手がふやけてきます。
何とか出来上がったかご↓
しかし、濡らして作ったので翌日よく日に当てて乾かしたら、大問題発生。というかまあ想像すれば分かりそうなものですが、乾いてチガヤが縮んだので隙間が空いてグサグサ…全く美しくない。
仕方ないので上に立ち上がっている部分だけ編み直し…。
茎じゃなくて葉を少し取ってきていたので葉でやったところ、濡らさなくてもしなるので、葉の部分でやるのが正解のようです。しかし大変だったのでこれはお休み。材料もなくなったし。
アフリカっぽいかごのとっかかりとしてはこの写真のようなバスケットをコイリングでまず作るか…ということで
芯は太いジュートの糸、巻くのはリーフィーという和紙のラフィア風。
この日、家でチガヤのやり直しと、バスケットをここまでやって寝ました。
そして翌朝!目がぐるぐる回りました。回転性のめまいです。
以前にも一回やったことのある良性発作性頭位めまい症というようなものです。あの澤穂希さんも患われたという…。
天井のライトは一つしかないのに、それが三つに見えてぐるぐる回ります。あ、あれだと思って、上を向いて寝るとひどくなるので、上半身を起こした態勢でもう一度ぐっすり寝て治りましたが…。
原因は加齢とか、不明とかありますが、私はこのぐるぐる巻きが原因だと思ったので、やめた!。 ぶち切ってしまいました。
しばらく休みます。写真を見てても少々気持ち悪くなります(^^;)。
茅はボチボチ多摩川へ行った時に集めようと思います。カヤネズミいるかな?