お散歩マトリョーシカ karat

マトリョーシカ好きではじめたブログです…マトリョーシカや編み物や猫、四季折々のお散歩の景色や自然、その他色々…。

絵本のトラ

2021-12-31 12:47:13 | 文化

家にあったトラの出てくる絵本。トラの出てくるお話というと「山月記(中島敦)」を思い出しますが、あまり絵本にトラは出てこないようです。

これはずいぶんと古い本でブライアンワイルドスミスの「どうぶつ」。

おなじみの「ちびくろサンボ」。

最近買った絵本↓。

お茶の時間にトラがやってきて、サンドイッチもケーキも冷蔵庫の中身も、あれこれすべて食べつくしてしまいます…ちょっとドキドキしますが、お母さんやお父さんの対応も素敵な面白いお話でした。安心してください。

そしてくまのプーさん。

トラーが後半で出てきます。子供心に、わけのわからないトラーはあまり好きではなかった(^^;)。

クマのプーさんはハラハラドキドキするような話は無くて、ちょっとずるいことや欲張ったことをやったりもしますが、でも勇者も悪者も居なくて納得の終わり方で、のんびりしていて、大好きなお話でした。

お話の最後にクリストファーロビンが「ばっかなクマのやつ」とか言うのですが、これも子供心に、プーさんはバカではない。それに気づかないクリストファーの方がばかだ…と思っていたことを思い出しました(^^;)。きっとこんなお友達が欲しかったのでしょう。

プーはよく物事を考えるクマです。

『「プー、きみ朝起きた時にね、まず第一にどんなこと考える?」

「けさのごはん何にしよ?ってことだな」とプーが言いました。

「コブタ、君はどんなこと?」

「僕はね、きょうどんな素晴らしいことがあるかな、ってことだよ」

プーは考え深げにうなずきました。

「つまりおんなじことだね」と、プーは言いました。』(石井桃子訳より)

素晴らしい、と子供心に感動するプーの言葉の数々でした(^^)。

2022寅年が良い年でありますように。

 

 

コメント
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