枯雑草の写真日記2

あの懐かしき日々を想いながら・・つれずれの写真日記です。

柿の実の赤くなる頃、三身山 太山寺

2009-11-10 | 古い神社や寺で
           神戸市西区伊川谷町にある三身山 太山寺(たいさんじ)。
          境内には、本堂以外にも多くのお堂があります。そのいくつかを。

          三重塔は江戸時代前期(1688年)の建立。各層の大きさが殆ど変わらない、
          その時代の特徴を備えています。各層四隅の尾垂木の上に邪鬼を置く、やや
          珍しい例。なかなか力の籠った塔です。県指定文化財。
          素木の色そのままの地味なお堂は、阿弥陀堂。三重塔と同じ1688年の再建。
          堂内には、金色輝く阿弥陀如来座像(鎌倉時代、重要文化財)がおられます。

          天台宗のお寺なのですが、境内には四国88か所本尊石仏があります。
          一番霊山寺の釈迦仏の静かな表情。
          落ち葉焚きの火の傍でには、お大師さんもおられるじゃないですか・・。
          秋の深い日、辺りは霧のような煙が彷徨っておりました