ゆるゆるらいふ

とりあえず、今日も一日機嫌よく・・・

お盆のお花あれこれ

2015年08月13日 | フラワーアレンジメント

夫の実家には諸事情から仏壇が2つある。

夫の祖父母と義父のための仏壇と、義父の本家先祖代々の仏壇だ。

義母と義弟がそれぞれを管理しているのだけれど、説明すると長くなるので、そこは割愛する。

毎月、義父の月命日にだけ、お花をアレンジしてお供えしているのだが、
春と秋のお彼岸、お盆とお正月だけは両方の仏壇にお花をお供えすることにしている。

いつもは用意した花をだいたい均等に分けて、同じようなアレンジを2つ作るのだけれど、
今回は、色を分けてみた。

義父の方は、ちょっと明るくピンク系。




もう一つはグリーン系でシックに。



この季節ならではの、蓮の実は両方に。

それにしても蓮の実ってよく見るとなんとなくメカニック。




葉物や蓮の実がビミョーに残ったので、生け花風に床の間に飾ってみる。



蓮の実は、ちょっとうねうねしてるので、ただ挿しただけでなんとなくそれっぽくなる。
足元になにかもう一輪あるとよかったな、と思いつつ。


二つの仏壇は宗派が違うので、お盆の飾りつけが全然違う。

義父の方はいたってシンプルで、普段と変わらない。
そもそもあまり決まりごとがなくて、全体的にゆるい。

お墓参りの時も、お墓に水をかけないしお線香は寝かせて置く。

もう一方の仏壇のお盆の飾りつけは結構気合が入る。

壁には3種の掛軸を。

仏壇の周りにほおずきを飾り、蓮の葉の上にキュウリやナスをさいの目切りにしたものや、ミソハギの花をお供えする。
キュウリの馬とナスの牛も欠かせない。

仏壇の周りがぱ~っと華やかになり、いかにもお盆って雰囲気になる。

こうして、13日にお迎え火を焚き、ご先祖様をお迎えし、15日に送り火を焚いてお釈迦様の元に送り出す。

お盆はこれを絶対にやらなければならないので、旅行などはありえない。
お盆に海外旅行っていうのは結婚してからの憧れ、夢のまた夢、だ。

私達の息子の代になったら、こんなことも もしかしたらしなくなるかもしれない。

なにかと面倒な気もするが、私はこのイベントも意外と嫌いじゃないかも









コメント
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