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伊豆高原「安らぎの里」での断食コースも3日目の朝を迎える。
この日も朝6時半から呼吸法とストレッチをして、
7時になったらお散歩に出かける。
前日とは違うコースを30分かけて歩く。
戻ったら、日替わりドリンクをいただいて、
ひまし油湿布とマッサージの施術を受ける順番を待つ。
前日は一番最初の時間だったので、駅に行くバスに乗って観光に出かけたが、
この日の順番は朝食後。
10時の朝食まで、部屋でゆっくりごろごろして過ごす。
この日の朝食からついに回復食が始まる!
やっと固形物が食べられる。
さて、朝は、というと
「回復大根」と「豆乳ヨーグルト」
出汁で柔らかく煮込んだ大根に、
少しの薬味をつけて食べる。
ほぼ出汁の味だけど、これが美味しい
大根ってちゃんとした出汁で煮ると、こんなに美味しいのね。
お腹の中があったまって、それほどの量じゃないのにかなりの満腹感!
豆乳ヨーグルトも豆っぽくなくて
豆乳があまり得意ではない私でも美味しくいただいた。
そのあとのひまし油湿布でさらにお腹があったまり、
マッサージで肩もほぐれる。
オプションで有料の施術も受けられる。
針灸やオイルマッサージ、指圧、もみほぐし、などなど
いろいろあるが、私は肩こりがひどいのでオーソドックスなもみほぐしを。
友人はオイルマッサージを申し込む。
この日はもう外出しないで、のんびり過ごそう。
もみほぐしのあとは岩盤浴をして夕方のセルフツボ押し講座まで、部屋でごろごろ。
「セルフツボ押し講座」で自分で押せるツボをあれこれ教えてもらい、
続けて「食のワーク」の講座にも参加する。
「何を食べるか」ではなく「どのように食べるか」が重要らしい・。
「食べることに専念」し、「食に携わった方たちに感謝」して
「五感を使って大事に食べる」
「よく噛む」ことにはいろいろな効用がある。
などなど、子供のころから教えられてきたようなことだけど、
いつのまにかおろそかにしがちなあれこれを
あらためて思い出す。
そうだよな~、ちゃんと噛まずに飲み込んでるし、
なにかしながら食べたりしてるよな~、と反省することがいっぱい。
さて、回復食の夕食は朝より豪華。
黒米のお粥
お麩のお味噌汁
お豆腐(醤油なし)
一度味覚がリセットされたのか、
鰹節だけのお豆腐がこんなに美味しいとは!
お粥の美味しいし、これだけで、お腹いっぱい!
この日は、やすらぎの里本館の方が来て、(私たちは高原館)
生活習慣改善講座も開催された。
腸内環境を整える具だくさんの味噌汁、
間食は干し芋とか栗とか果物がいいいとか、
食べるものの量を減らすのではなく、腸内環境を整える術を教えていただく。
分かってはいるけどなかなかやらないことばかり。
たまにはこんな風にやらなきゃいけない場に身を置くのも
意志の弱い私には必要なのかも。
講座が終わったら、スタッフの人たちが何やら運んできて、
明かりを消してキャンドルに火をともす。
フルーツティーパーティーの始まりだ。
ノンカフェインの紅茶の中に、
りんご、メロン、キウイなどたくさんの果物が入った贅沢なフルーツティーは
果物の味がしっかりでていて、ホントに美味しい。
ちょっと傷みかけた果物でやってみるといいかも。
こんな風に最後の夜は楽しく美味しく過ぎていく。
この後温泉にゆっくり入り、明日の朝の普通色の朝食を楽しみにしながら眠りにつく。
明日の朝はごちそうらしい。